GMOインサイトは4月11日、同社が運営している20代・30代のためのライフスタイルメディア「michill byGMO」において、AIチャット機能「michill AIコンシェルジュ(β版)」の提供を開始したと発表した。
同機能は、OpenAIが開発した人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」を活用。ユーザーの疑問や知りたい情報についてチャットで質問すると、AIが「michill byGMO」のコンテンツの情報をもとに、ユーザーの興味やニーズに応じてカスタマイズ(パーソナライズ)した情報を提供する。
加えて、自然な言葉でのコミュニケーションがとれることから、ユーザーはまるで「人間のコンシェルジュ」と会話しているかのような感覚を味わうことができ、リアルタイムかつ、適切な情報を収集できるという。
同社によると、「michill byGMO」ではこれまでも、ファッションやビューティ、健康、恋愛、キャリアなどの幅広い情報を提供してきたが、近年ではデジタルメディアが進化し、情報収集やコミュニケーションの方法が急速に変化しているという。
そこで、「michill byGMO」を利用する1,000万人のユーザーそれぞれが「知りたい情報」を、これまでよりもさらにリアルタイムかつ、適切に提供するため、AIを取り入れたカスタマーサービス機能の実現を目指し、AIチャット機能「michill AIコンシェルジュ(β版)」を開発したという。
なお、「michill byGMO」の媒体コンセプトである「おしゃれもキレイも、明日のわたしにちょうどいい」を具現化する一環として開発。今後も、ユーザーからのフィードバックをもとに、さらなるサービスの改善や機能拡充を図っていくという。
さらに、多くのパートナー企業と連携することで、「ChatGPT」の活用だけでなく、最先端技術を活用した新たなサービスや機能の開発し、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指す。