【レオンが好きすぎる】本日発売『バイオハザード RE:4』は “怖がりだけどホラー好き” な層にドンピシャ! だんだんドラクエやってる気分に!

ロケットニュース24

2005年発売の『バイオハザード4』は、私がシリーズで一番好きな作品だ。理由はもちろんみんな大好き・レオン君が『2』に引き続き主役を務めたこと。彼はジョン(ターミネーター)、トランクス(ドラゴンボール)の流れを継承する “センター分けショートボブ美少年界” の黒船であり、もうレオンが出る時点で元は取れているのである。

それともう1つ。『4』はシリーズで唯一、私が自力で全クリしたタイトルなのだ。バイオ好きの私はシリーズを全作購入している。ただ同時に極度の怖がりでもあるため、基本的には “友達にプレイさせて震えながら横で見る” というスタイルをとってきた。『4』は私のゲーマーとしての大きな自信だ。

本日3月24日、18年の時を経てバイオ4のリメイク版『バイオハザード RE:4』が発売となった。私にとって2度目の自力クリアとなるのだろうか……?

・『バイオ4』がギリ怖くない理由

もちろん「怖い / 怖くない」の基準は人それぞれであるため、他のファン達にとって『4』がどのような立ち位置かは知るよしもない。ただ私と同じ “想像力豊か系” の怖がりの方なら、きっと「4はギリ怖くない」説に共感していただけると思うのだ。その理由を少しお話しておこう。


①フィールドが野外 & 圧倒的に明るい

バイオはバケモンが襲ってくるゲームだが、実際に「怖い」と感じる要素は “閉鎖的空間、暗さ、アングル” といったホラー的演出に集約されると思う。例えば最新作の『VILLAGE』はほぼ全編が暗い屋敷内で進行し、「もう出られないかも」という不安が強いストレスとなる。

また初期に代表されるドア開け演出(暗闇にドアだけ浮かび上がる)なども、無駄に恐怖心をあおるという意味では秀逸だった(怖がりにとっては)。

そこへきて『4』のフィールドは野外が多い。夜間もナイター並の強力な照明に照らされている場面が多く、画面の隅々までよ〜く見渡せる。どんな恐ろしいモンスターも、その全貌が分かれば意外と怖くないものだ。レオン君の芸術的な顔面がバッチリ拝めるのもイイね!


②のんきにテレビ電話

また『4』ではアメリカ政府機関のオペレーター(ハニガン)と無線でテレビ電話ができる。彼女ののんきな態度に癒されるうえ、いざとなったら助けに来てくれそうな安心感がある(来てくれないが)。


③ドラクエみたいなノリで武器商人が登場

武器商人のおっさんがあまりに普通に商売していて、だんだんドラクエをやっているような気分になってくる点も素晴らしい。「最悪おっさんに弟子入りすれば生き残れそう」って気持ちになれる。なお『4』では武器商人を殺害することが可能だったが、『RE:4』ではできなくなっている模様だ。


④レオン、全然ビビってない

そして何より、レオンがスーパーマンすぎて負ける気が全然しない。自分の意思とは無関係にバケモンと戦わされるキャラも多いシリーズ内において、レオンの “こなれ感” は群を抜いている。以上の要素の合わせ技によって、怖がりの私はどうにか『4』をクリアすることができたのだった。


・で、『RE:4』はどうか?

……ふぅ。『4』が好きすぎて前置きが長くなってしまった。それでは私が『RE:4』を初日プレイした率直な感想、結論からお伝えしよう。


「怖くなさ」と「レオンの美しさ」に拍車がかかってる!!!


ただし難易度も上がってる気がする!


フィールドの明るさ、テレビ電話、武器商人、勇敢すぎるレオン……どれも『4』のニュアンスを継承しつつ、映像のクオリティは100倍くらい上昇している。まだ5時間しかプレイしていないため、ここから超ホラーになる可能性もあるが……たまに薄目になりつつも、今のところ順調に進んでいるぞ。

『メチャ怖い4』を作ることも全然可能な現代にあって、非常にいい塩梅のリメイクをしてくださったと個人的には感じた『RE:4』。クラフト、アイテム倉庫、売買の充実化など新たに追加された要素もあり、『4』をプレイ済みの層も楽しめる。個人的には大・大満足の出来であった。たまにレオンが生田斗真に見えるのもアツい。

もちろん『4』も『RE:4』も全然怖くないわけではない。しかし “怖がりでも耐えられるギリギリの怖さ” であるというのが、怖がりなりにバイオをプレイしてきた私の結論である。怖いもの好きには共感を得られそうにないが、一定の層には支持される説と信じてやまない。

ってことで「バイオが好きだけど怖くてできない」「昔バイオ4にハマった」「センター分けショートボブ美少年好き」このうち1つでも当てはまるなら、まずは体験版から『RE:4』をプレイしてみて損はないだろう! それではゲームに戻りますゆえ……御免。

執筆:亀沢郁奈
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