【破格】「富士山盛りポテト」を食べにガストへ行ったのに「サーロインステーキのコース」に圧倒されて店を出た

ロケットニュース24

ガストが山盛りのポテトを売っているらしい。そう聞いて行ってみたら、確かにあった。すごいボリュームだった。だけど、なにより心に残ったのは『サーロインステーキのスペシャルコース』だった。

──もはや言いたいことの7割くらいは書いてしまったような気がするが、これだけではイマイチ伝わらない部分もあるのでもう少し詳しく説明しておこう。

現在(2023年3月17日時点)、ガストでは『富士山盛りポテト(824〜879円)』が期間限定で復活している。ポテトのリニューアルを記念したものらしく、「アプリクーポンを使えばちょっとお得に食べられる」とガストが売り出しまくり。


『富士山盛りポテト』というネーミングには、どこかパーティー感が漂っている。見ただけでテンションが上がるヤツだろう。メニューから消える前に食べておくかと、私は1人で店に向かった。


実物の『富士山盛りポテト』は確かにデカかった。ひと目で「4〜5人でシェアするヤツだな」と分かったが、そんなジャンボサイズを1人でつつくのは極上の時間。世の中には “シェアしない幸せ” というものが確実にあるのだ。

『富士山盛りポテト』なら、そのような幸福感を最大級に味わえる。たださすがに15分以上ポテトばかり食べ続けると、飽きてくるのもまた事実。何か他にないかと思ってメニュータブレットをいじっていると……


え?


コレすごくない?



サーロインステーキのコースが1649円!?


サラダにスープ、ライス or パン、さらにデザートまで付いて1649円は意味が分からない。逆に不安になるレベルと言って差し支えないほどに安い。これは気になる……というわけで、注文してみることにした。

数分後。前菜であるスープとサラダが、なんとロボットに運ばれてやってきた。登場が派手すぎる。


料理を受け取って見ると、一見どこにでもあるコーンスープとサラダ。ただ、スープのサイズ的に1000円台のコースで食べられるものではない気がする。2倍以上の価格がするコースで出てきても違和感はない。


それから数分後、またしてもロボットがメインのサーロインステーキとライスを運んできた。うん、見るからに美味そうなステーキだ。


まぁ、実際のところガストのステーキはそれほど分厚くはない。だけど……


これにデザートがついて1649円は理解できない。ちなみに、そのデザートもひとくちのシューアイスとかじゃない。ちょっとしたパフェなのだ。


もちろん、もっと豪華なステーキのコースなんて世の中にはいくらでもある。だけど、1649円でここまでしっかりしたステーキのコースが他にあるだろうか? 

というか、そもそも1000円台で食べられるコースって何だ? しかも普通に美味いって……ちょっと意味が分からない



ちなみに、ガストがコースを出すのは今回が初めてではない。以前の記事でお伝えしたように、ちょっと前に鳥羽シェフと共同開発した「感動ハンバーグコース(1869円)」を期間限定で販売していた。

そのコースもヤバかったようだが、今回だって負けてはない。まぁ正直に言うと、今回は鳥羽シェフという強力な助っ人がいないからか、細部においては前回より劣っているような気がしなくもない。

ただその分お値段が安くなっているため、「この価格のコースでこのクオリティ!?」という衝撃は前回より大きい……かもしれない。

なお、『サーロインステーキのスペシャルコース』は2023年4月12日まで。気になる人はそれまでにどうぞ。

参考リンク:ガスト「フェア情報」「アプリで春得クーポン祭」、PRTIMES
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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