超強化されたChatGPT「GPT-4」。
さっそくお手並み拝見といきますかね…と、米国の大学受験の共通テストをいろいろやらせてみたら、とんでもないスコアが出て、「このままでは人類には、ミトコンドリアのような単純作業しか残らないのではないか?」という焦りを加速させています。
共通テストのシミュレーションをしたのは、NVIDIAでAIサイエンティストとして働くJim Fanさん。スタンフォード大学博士課程を出た頭脳の持ち主なのですが、英語のテストは完敗だったとツイートしています。
「AGI(汎用型人工知能)かどうかの話はもうどうでもよくなっちゃったな。
GPT-4に共通テストのBAR(司法試験)、LSAT(ロースクール入学試験)、GRE(大学院受験共通テスト)、AP(大学1年生学力試験)などを受けさせてみた結果を表にまとめたんだけど、ご覧のようにGPT-4はもうスタンフォード受験生のレベルに達しているんだよね。
AIの論理思考能力は(人間の物差しの)針が振り切れるぐらい高くて、それが指数関数的に伸びていく。これを恐怖と言わずして何と言おう!」
「GREの英語(Verbal)なんて170点満点の169点で、自分がスタンフォードの博士課程に合格したときのスコアより高い。
BAR、LSATもとなれば何カ月も受験勉強しないと絶対パスできんわ」
…え? 月単位の勉強だけでBAR、LSATをパスできるとは…さすがスタンフォード博士号はが違うなあ。…と感心してる場合じゃないですね、はい。
世の受験生の皆さま、司法試験や医師免許を目指す皆さまも絶望することなく、ひたむきに頑張りましょう。その頑張りはきっと、たぶん、いや絶対報われる(はず)。