沖縄のとある畑に上海ガニらしきカニがいるのですが確かめてください、というリクエストを別ルートで2件いただいた。なんだうちは、ナイトスクープか。しかしそのうち1件は「食べたらうまかったので」という体験談付きだったので放っておけない。本当ならば僕だって食べたい。こうして僕のカニ探しが始まった。
※2007年12月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
実はうちの裏だ
沖縄のとある畑、というのは実は僕の家の裏の畑だ。これも放っておけない理由の一つだった。だって庭に温泉のある豪邸はあっても裏の畑に上海ガニがいる家なんてそうそうないだろう。確実に友達に自慢できる。今回、本当にカニがいたらその写真を使って年賀状を作ろうと思っているくらいだ。
裏の畑は主に田芋と呼ばれる沖縄特有の芋が栽培されている。田芋は水を張った水田で栽培されるのだが、この水田にどうやら上海ガニらしきカニがいるというのだ。しかし上海ガニといえばこういうやつだろう(参考記事;上海ガニ、衝撃動画)。改めて調べてみてびっくりした。
畑には水場がいくつかあり確かにカニがいてもおかしくなさそうな環境ではあるのだが、一通り見て回ってみてもそれらしき姿はなかった。ひとまず先日の玉置さんの記事を参考にカニ網を作って田芋畑に仕掛けてみることにした。
魚のアラをみかんのネットに入れて周りにネットを縛る。実にシンプルな仕掛けだが、こんなので大丈夫なんだろうか。玉置さんはこれでカニを捕まえていたのだが確かあれは海だ。対して今僕のいるここは畑。まあ基本的なことから考え出すとこういう企画は成り立たないので続行する。
上海ガニを待つ
自作カニ網を水路に設置して上海ガニの出現を待つことにした。
カニが捕まったときに判別できるよう、ここでにわかに調べた上海ガニの特徴をいくつか挙げておく。
・爪の先が白い
・足に毛が生えている
・胴体部の両側に角が4つずつある
そして過去の大塚さんの記事を見る限り脚が速いらしい。加えて忘れてはいけないのは、でかい、ということ。あんなのが畑を歩き回っていたらうかうか芋とか作っていられないのではないか。
さて、明日の朝なにかが網にかかっていればいいのだが。