少し前のこと。何気なくTwitterを開いてみると……あれ!? なんかフォロワーさんごっそり減ってない!?
何か炎上するようなこと言っちゃったっけ……と気落ちしていたところ、どうやらTwitterで大規模な凍結祭りが発生していたらしい。これまでにも同じようなことはあったけれど、Twitterを開く度にフォロワーさんが減っていくのは初めてだ。
あまりの凄まじさに「凍結された場合はここにいます!」と、皆さんが使っている他のSNSのIDがタイムラインに並んでいたのだが……その中に、気になるものを発見した。
なになに、「Bondee(ボンディー)」? 聞いたことないSNSだな……?
・皆を身近に感じられる!
少し調べてみたところ、どうやらBondeeは最近流行り始めているSNSのようだ。試しにインストールしてみると、まずは自分のアバターを作るよう指示された。
えっ、SNSなのにアバターがいるの!? 開始数十秒でTwitterやInstagramのようなメジャーなSNSとは違う一面を見せつけてきたBondee。
服の種類も普段着として使えそうなものから奇抜なものまで多種多様で、どれを着ようか目移りしてしまう。
フェイスペイントや手に持つアイテムまで選ぶことができ、かなり迷ったけれど ひとまずこのアバターでいくことに決めた。
容姿を決定すると、いきなりシンプルな広い空間に放り出される。
特に説明もなかったため、これから何をすればいいのかよく分からない。とりあえずあちこち触ってみると……
なるほど、今自分が何をしているのかをアバターの動きと文章で他の人にシェアできるのか!
アバターの動きには「食事」「仕事」などメジャーなものから「雪だるま」「手持ち花火」まで多種多様。今の自分にぴったりな動きが必ず見つかるはずだ。
なんとなく使い方は理解してきたけど、せっかく投稿をするのなら他の人に見てもらえないと面白くない。ということで……
大学時代の友人を3人召喚! 一気に画面が賑やかになった~!
アバターの動きを編集すると、数秒で皆の画面にも反映される。友人たちが今何をしているのかが文字を読まずとも一目で分かり、様子を見たくてついついアプリを開いてしまう。
友人たちは現在日本各地に散らばって生活しているため、実際に集まる機会はそう多くない。
しかしBondeeでリアルタイムに変更される皆のアバターを見ると「今」を共有されていることで、まるで皆がすぐ近くにいるような気持ちになってくる。大学の教室に戻ったみたいだ。
それぞれのプロフィールからは、1人につき1つ与えられる小さな部屋にジャンプすることもできる。ファッションだけでなく、ここにも皆の個性が溢れていて見ていて楽しい。
部屋には置手紙のようにメモを残すこともできるぞ。筆者の部屋でも友人からのメモを発見! どんなメッセージを書いてくれたのか、ワクワクしながら見てみると……
こっわ。
悔しかったので筆者もやり返してきた。コメントとはまた違うこのゆるいやり取りも、Bondeeならではの要素と言えるだろう。
・面白くないわけがなかった
なるほど……これは流行るのにも納得だ。自分の思うままに服を着替えたり、部屋をコーディネートしたり……大ブームを巻き起こした「どうぶつの森」と同じ気配がする。
それでいて従来のSNSのように文字での投稿もできたり相手にコメントをしたりもできるんだから、面白くないわけがないんだよな。
もちろん、これまでも離れたところにいる人と「今」を共有したり言葉を交わしたりすることはできた。しかし、Bondeeではわざわざ言葉にするほどでもない細かな感情や動作が分かることでさらに相手を身近に感じられる。
Twitterとどうぶつの森が合体したような新しいSNS、「Bondee」。是非皆さんも現実世界とは違うもう1つの世界で、友人や家族と一緒にスローライフを始めてみてはいかがだろうか。
参考リンク:Bondee公式サイト、Bondee(iOS)、Bondee(Google Play)
執筆:うどん粉
ScreenShot:Bondee(iOS)
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