俳優・山田裕貴さん(32)が、2023年3月2日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)にゲストで出演し、下積み時代について明かした。視聴者からは「グッときた」などと感動する声があがっている。
「子供の声援で頑張ってた…… 私生活からヒーロー」
高校卒業後、俳優を目指して地元の名古屋から上京してきた山田さん。最初に住んだ部屋は、「6畳ないくらいの。ロフトがあって、ロフトの下に収納があってみたいな」と小さなワンルームだったとし、家具家電付きのユニットバスタイプだったという。エリアは芝居スクールがあった東京・恵比寿からJR湘南新宿ラインで約40分の埼玉・大宮。「だから、上京じゃなくて上玉になるんですけど…」と言い、スタジオの笑いを誘う。
その後、2011年放送のスーパー戦隊シリーズ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(テレビ朝日系)のゴーカイブルー役をきっかけに、撮影所がある東京・大泉学園に引っ越したものの、「27歳くらいまでは『うわぁ…』って思ってた」と経済状況は厳しいまま。「家賃として引かれて3~4万円しか残らないから、それで電気水道とか」と自由に使えるお金はほとんどなかったと振り返る。
そんな当時の山田さんの支えになっていたことは、「東京ドームシティ」で行われるヒーローショーに出演すること。「子供たちが『がんばれー!』って言ってくれるヒーローショーを何公演もやるんですけど、本当にその『がんばれ』だけで僕は立ってた」と、子供たちの声援が励みになっていたと明かすのだった。
山田さんの下積み時代のエピソードに対し、視聴者からはインターネット上で
「苦労してるんだね…」
「大宮なんだ! 知らなかった! てか、部屋の間取りに親近感わいた」
「子供の声援で頑張ってた…… 私生活からヒーロー」
「Gロッソでの小さなお友達が今の山田裕貴を作ったのか!」
「Gロッソの話グッときた」
「ゴーカイジャーから見てるからかいろんな作品出るたびに大きくなったなって謎感情が生まれる」
などといった反響があがっている。