【定番商品】笑っちゃうほど『東京ばな奈』に似たお菓子がタイのセブンで売ってる! ソックリすぎて逆に清々しい気持ちに…

ロケットニュース24

『東京ばな奈』は言わずと知れた東京みやげの大定番。最近では都内のコンビニなどで売られるパターンも増え、 “普通に家で食べるお菓子” としての存在感を増してきている。

そんな東京ばな奈は海外でも人気らしいが、日本からおみやげとして持参する場合は、少し待ったほうがいいかもしれない。なぜならタイでは「見分けがつかないほど『東京ばな奈』に似たお菓子」が普通に売られているから……。

・セブンイレブンの国

タイのコンビニは『セブンイレブン』がシェアをほぼ独占している状態だ。バンコク中心部へ行けば『ローソン』『ファミリーマート』もなくはないものの、セブンイレブンの比ではない。コンビニ = セブンイレブンなのである。

そんなタイのセブンイレブンで、パンコーナーに売られているのがコレ。


『レパンバナナ』


・一致オブ一致

レパンバナナに関して、私が伝えたいことは1つ。「東京ばな奈にマジでソックリだからタイへ来たら絶対食べてみてほしい」……ただそれだけ。

よって早々に記事を終わらせてもいいくらいなのだが、ま、せっかくだから中身もご紹介しておこう。なぜか日本語で「レパンバナナ」と表記された包みを開けると……


ホラ、ムッチャ似てるっしょ?


色、形、フワフワ感……本家よりややズン胴ではあるが、言われなければ違いに気づかないほど『ばな奈』に似ている。透明な皿に乗っている点も同じだ。

ひとつだけ決定的に違うのは “スポンジが上部と下部に分かれている” という点。そういえば『ばな奈』のクリームって、アレどうやって注入しているんだろう? これまで何も考えず食べていたが、なかなか高度な技術だったのかもしれない? で、お味のほうは……



笑っちゃうほど『ばな奈』と同じ。


・バナナの国

ただクリームに関しては「分かっていて食べると少し違う」と思う。味わいが軽いというか、本家『ばな奈』はもう少しバナナ感が強かったように思うのだ。私は普段から『ばな奈』をよく食べるため違いに気づいたが、言われたって分からないという人も多いのではないだろうか。


なおレパンバナナは1個15バーツ(約59円)。東京ばな奈は1個あたり約149円(4個入りの場合)なので、3分の1ほどの価格ということになる。「タイみやげと言えばレパンバナナ」なんて日が来る可能性も、ゼロとは言い切れないかもしれない。

ちなみにタイは街で『フリーバナナ』を見かけることもあるほど手軽にバナナが食べられる国だ。レパンバナナは疑う余地もない “完全パクリ” だが、バナナの国ことタイの皆さんがそれほど『ばな奈』を愛してくれていると思うと……なんか「ありがとう」って気もしてくる。

レパンバナナはタイ全土のセブンイレブンで買えるので、旅行に来たら一度は試してみてほしい!

執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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