【漆黒】山本山の「のりテリーヌ」が黒すぎてビビった!

ロケットニュース24

「山本山」と聞けばお茶と海苔の老舗だと誰でもわかるはず。創業1690年(元禄3年)というから3世紀にもわたって事業が続く歴史あるブランドだ。

その山本山が海苔を使った洋菓子の販売を開始した。「のりテリーヌ」(税込8640円)は焼き海苔をクーベルチュールチョコレートと合わせているそうだ。味が気になったので、購入してみたら黒すぎた!

・山本山のスイーツ

山本山は2021年5月に「まっ茶テリーヌ」(税込5400円)を、11月に「ほうじ茶テリーヌ」(税込7560円)をそれぞれ発売している。いずれも上質なお茶を原料として使っており、好評を得ているそうだ。


それに続く商品として、のりテリーヌを12月14日に販売開始した。公式オンラインショップのほか、都内の3店舗で購入可能となっている。私(佐藤)は東京・渋谷の東急フードショーで購入した。


まずは外装に驚いた! テリーヌは木箱に入っており、表には「のり」と書かれている。知らずにこれ見たら「海苔」が入ってると思うだろうなあ。どう見ても海苔だもの。


箱を開けると2重3重に包装されている。木箱に入ってるんだから、中は簡易包装でも良いと思うんだけど……。


厳重な包装を外して姿をあらわしたのがコレだ!


黒い!! 硯(すずり)かよ!


冷凍商品なのでまわりには霜がついている。黒と白の色合いが大理石みたいにも見えるなあ。ちなみにコレ、冷凍のままでも解凍してからでも食べることも可能だ。


さっそく冷たいまま食べてみよう。テキトーにカットして断面を見ると……、黒い! 艶消し黒!


99%以上の光を吸収する塗料「黒色無双」を塗ったみたいだな。これがスイーツだとはにわかには信じがたい。ゴムみたいだな。


食べるとシャリシャリしていてアイスのようだ。海苔の粉末が入っているそうなんだけど、ベース部分のオレンジピールの爽やかな味が強く、海苔をあまり感じられない。でも美味い、甘さ控えめで大人のスイーツな印象だ。


さらに冷蔵庫で解凍して味をたしかめてみよう。解凍した方がより黒く見えるな


解凍すると、舌触りがなめらかでチョコレート感が増した気がする。けどやっぱり海苔の味はそこまで感じないかなあ。スイーツとしては十分に美味しいんだけどね。海苔を感じたかった。


黒すぎてスイーツに見えないので、ホイップした生クリームをそえると良いかもしれない。変わり種スイーツが好きという人にオススメしたい。


参考リンク:PRTIMES山本山
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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