スマートスピーカーは便利だ。
自室でオンラインミュージックを聴く、予定のリマインダーを喋らせる、タイマーとして使う。もちろん、ほかのアプリとの連携や検索にも使えるが、筆者的には先に上げた3つの使い方が多い。先日AmazonのセールがあったのでEcho Show 5を買ったが、これは「ベッドサイドアラームラジオ」として非常に便利だ。起床したら今日の予定が一目で分かる。
複数のスマートスピーカーを居間、作業スペース、寝床に置いてあるが、複数台用意せずとも、そのときに使う場所に持って行くという使い方もアリだと思っている。ただし、そこで問題となるのがACアダプターとケーブルだ。スマートスピーカーだけを持ち歩くならともかく、ACアダプターも一緒にとなるとちょっと煩わしいのだ。そこで今回はスマートスピーカーの移動を考えてみた。
リモートワーク先でもスマートスピーカーを活用したい!!
筆者は出張の時にもスマートスピーカーを持ち歩く。ホルダーを使う方法は、そんな時でもまとめて持っていけるので便利だが、実際に使ってみるとコンセントの突起が少々邪魔だ。
また出張先のホテルなどで使う場合、自宅とWi-FiアクセスポイントのSSIDが異なるのですぐに使えない。そこで、出発前にスマートフォンのテザリングのSSIDで使えるように設定しておくと、いつでもすぐに使えて便利だ。出先で「Wi-Fiに繋がらないから使えない」というトラブルを避けるためにも旅行前に設定しておくとよいだろう。
スマートスピーカーについて気になるのは、米国IT業界の技術者解雇多発という現状で、AlexaもGoogleアシスタント部門も不振と伝えられている。スマートスピーカーは、関連サービスが終了したら普通のスピーカーとして使うことも難しくなってしまうので、5年後にどうなっているか少々おびえている。
ちなみに3月30日でサービス終了になるのが、LINEのCLOVA Assistantだ。こちらはCLOVAデバイスを持っていても、音声操作を使った機能は利用できなくなる。デバイス購入から1年未満であれば、端末購入代金は払い戻されるほか、事前にCLOVAデバイスのBluetooth設定をしておけば、サービス終了後もBluetoothスピーカーとしては利用できるとのこと。ただし、サービス終了後はBluetooth設定ができなくなるとのことなので、事前の設定が必須。CLOVEデバイスを持っている人は注意したい。
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