USB Type-C搭載iPhoneの最初のモデルは「iPhone 15 Pro」になるとの噂が、海外で報じられて話題になっている。
これは、iPhoneのUSB Type-C搭載によって関連企業の株価が上昇していることを伝える台湾「工商時報」の記事で触れられているもの。EU圏におけるスマートフォンなどへのUSB Type-C搭載の義務化により、iPhoneの端子がLightningからUSB Type-Cに切り替わるのはもはや既定路線とみられているが、今回の記事では、まずは2023年下期に発売されるiPhone 15 ProがUSB Type-Cを搭載する最初のモデルになると報じている。現行のiPhone 14とラインアップが同じだとすれば、Proでないベースモデル、つまりiPhone 15およびiPhone 15 Plusは搭載が見送られると解釈できるが、仮にそうなったとしてベースモデルからProへと移行するユーザーが増えるのか、それとも買い控えが発生するか、ユーザーの反応は予測不能だ。ちなみにEU圏におけるUSB Type-C義務化が適用されるのは2024年12月28日以降に発売されるモデルなので、必ずしも次のiPhone 15シリーズでUSB Type-Cに全面的に切り替える必要はなく、今回の噂のようになる可能性は十分にある。今後の続報に注目しよう。