イー・ガーディアングループのEGセキュアソリューションズ株式会社は、CDR(Content Disarm and Reconstruction:ファイル無害化)ソリューション「Glasswall」の取り扱いを、1月24日より開始した。
Glasswallは、米Glasswallが開発するCDRソリューション。メールの添付ファイルや、ウェブからダウンロードしたファイルなどに対し、攻撃コードを検知するのでなく、全てのファイルを瞬時にスクリーニングし、既存の仕様に合わせて再構築することで、潜在的な脅威を自動的に取り除く。
対応するファイルは、PDF、Word文書、PowerPoint文書など。ファイル内にマルウェアが存在しても、自動的に安全なファイルとして手元に届くシステムとなっているため、社員のネットリテラシーによる判断に依存することなく安全にファイルを開くことができる。また、検知に頼らないためゼロデイ攻撃に対しても有効であるという。
Glasswallの取り扱い開始に合わせ、EGセキュアソリューションズでは、GlasswallやSOC(Security Operation Center:24時間365日体制で監視や対策を行うセキュリティ組織)に関する無料のオンラインセミナー「はじめようエンドポイントセキュリティ~ファイルを除菌するCDRと、いつでもPCを見張るSOC~」を、2月22日16時~17時に実施する。
同社の永尾啓樹氏が登壇。働き方が多様化する現代のエンドポイントセキュリティの勘所を解説し、SOCセッションでは運用オペレーターの仕事を紹介しながら、エンドポイントのセキュリティ監視を紹介する。CDRセッションでは、能動的なファイル無害化によるマルウェア対策のアプローチについて紹介するとしている。
申し込みは告知ページから。定員は50人で、応募多数の場合は抽選となる。