ウェルナスは、個別栄養最適食（AI食）サービス「NEWTRISH」のスマートフォンアプリケーション（iOS/Android版）の配信を開始した。
NEWTRISHでは、利用者が設定した目標（健康・美容・運動機能・学力など）に関連する体重・血圧・体脂肪率などの生体データに加え、摂取した食事に含まれる栄養素データを記録。
独自の解析アルゴリズムを用いた「AI 食」技術により、日々変化する生体データと栄養素データの関係性を明らかにし、生体データに影響する栄養素（関与因子）を決定。生体データを改善するため個別栄養最適食（AI食）情報を提供し、健康目標達成をサポートする世界初のアプリになるという。
また、食事管理アプリ「あすけん」のほか、健康管理アプリ「Fitbit」（オプション）、健康管理アプリ「OMRON connect」（オプション）とのデータ連携機能を搭載。すでに利用しているアプリやデバイスを利用して「NEWTRISH」と各種データを共有し、グラフ化することも可能。
同社では、あすけんの開発・運営を行うaskenと連携し、NEWTRISHの実証実験を実施するなど、数度の実証試験を経て、今回の正式リリースになったと説明する。
なお、目標達成に必要な栄養素がわかる「Liteプラン」（無料）、「Liteプラン」の内容に加えて食材・料理名が確認できる「Basicプラン」（月額1400円）、目標達成のために栄養素量が最適化された献立が提案される「Supremacy（β版）プラン」（月額4万4800円）」という3つのプランを用意（「Supremacyプラン」の正式版は、2024年の前半にローンチ予定）。
また、LiteプランとBasicプランでは、体重、血圧、体脂肪の3つのコースの選択が可能。「Supremacy（β版）プラン」では、3つのコースに加えて利用者が望む任意の目標を設定することが可能となっている。
各プランとも、開始から14日間をデータ学習期間とし、期間中に摂取した食事および、利用者が選択した身体指標を記録する（データの学習は14日間以降も継続）。その後、1週間に渡りプラン毎にAI食情報を提供する。
AI食情報を提案する2週目以降からは、日々の体の変化に応じ、最短7日後に提案するAI食情報を更新する。なお、全プラン、利用開始から2週間は無料で利用可能。
同社によると、同アプリのローンチに先立ち、20代から50代の男女約100名を対象におこなった実証実験では、参加者の80％以上が、摂取カロリーや食事の頻度を変えずに体重減少を実現できたことを確認しているという。
