立憲・泉健太代表がフルボッコ:左傾化した野党第一党の舵取りは大変

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こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

なにやら仕事初め早々に、立憲民主党・泉健太代表の方面から火の手が上がっていました。

きっかけはこちらの、年明けの瞬間を地元の「乃木神社」で過ごした(参拝や挨拶をした)ことを泉代表がTweetしたところ、

いまやジャパニーズ・リベラルの理論的主柱(?)となった前川喜平氏が

「明治天皇に殉死した長州閥の軍人を神と崇める行為。無自覚なのか意図的なのか知らないが、これにより失う支持者は、得られる支持者より多いだろう。」

と公然と批判したことで、泉健太代表に一部の急進的な左派・リベラル系の支援者から批判が盛大に集まっているわけですね。

安全保障政策や泉代表のギャグセンスには苦言を呈しましたが、本件については泉健太代表が正しいというか、率直に同情するし共感もします

前川喜平氏に反論されているように、武人や軍人を祭神にしている神社は全国に無数にあって、それは慣習としてすでに地域に溶け込み、地元の人々に愛される憩いの場になっていることがほとんどでしょう。

靖国神社レベルになると政治的な意味合いを持ってくるのはある程度仕方のないことかもしれませんが、そうした地域の神社に地元の政治家として参拝する・年始の挨拶に行くということは、なんらおかしなことではありません

むしろ「軍人を祀っているからあの神社には近づきません」などといったら、地域の人たちから変な目で見られ、総スカンをくらうのが実情ではないでしょうか。

個人的な感覚でいえば、「乃木坂が大好きで、乃木坂にマンション借りて住んでます!」あるいは「アイドルは乃木坂46が好きです!」という人に「乃木大将由来の名称を冠するものを好むなんて、軍国主義者と言われても仕方ない」と言っているのと同じレベルです。

「いやいや祭神として祀っている神社と地名やグループ名称は訳が違うだろう」

と思われる方も当然いると思いますけど、地域の神社はその由来を知らず(あるいは気にせず)参拝している方が大半なわけで、ましてや政治思想と無理やり結びつけるのはそれくらいイレギュラーなことだと私は思います(これは個人の感想です)。

なので、泉健太さんの怒りのTweetはもっともです。

もっともなんですが、このTweetにも一部支援者からの批判が殺到しており、左傾化した野党第一党の舵取りは本当に大変だなと思わざるを得ません…お疲れ様です。。

こうした表面的なことですぐに「炎上」するのも、SNS時代の苦労の一つかもしれませんが、大事なことは本質的な中身の政策論。

むしろ立憲民主党については、憲法議論を回避する姿勢や、安全保障政策において玉虫色の結論から脱出できないことこそが本質です。

是々非々の立場で、今国会の野党第一党に対応していきますし、有権者の皆様にも本質的なところで様々なご意見をいただければ幸いです。

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動画でもコメントしました。

それでは、また明日。

立憲民主党 泉健太代表 同党HPより


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年1月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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