イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ氏が同国の首相に復帰しました。
政権発足後に、新連立政権の初閣議がひらかれました。
連立が常態であるイスラエルで、最も均質的な政権と指摘されてしましたが、むしろそれが政策実現のパワーになるというのが新首相の発言でした。
「ビジョンと目標一致」強調 イスラエル・ネタニヤフ連立政権が始動 https://t.co/MkQLWV39ET
— 高久潤(Jun Takaku) (@juntakaku) December 30, 2022
ネタニヤフ氏は所信表明でイランの核開発を阻止することが最優先事項だと述べています。
WATCH: Incoming prime minister Benjamin Netanyahu addresses a raucous Knesset session called to ratify his coalition, saying the new government’s first task will be to prevent Iran from destroying Israel with an atom bomb
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— i24NEWS English (@i24NEWS_EN) December 29, 2022
その意欲の表れなのか、イスラエル国防相は「2、3年以内」にイランの核施設への攻撃を行う可能性に言及していました。「2、3年以内」というのはイランが核兵器を開発できる最短の期間とされています。
イスラエルは2、3年以内にイランの核施設を攻撃する可能性があると、イスラエル国防相は水曜日（12月28日）に述べた。大臣が検討中のタイムラインについて明言するのは異例である。https://t.co/Boyc5dRVzY pic.twitter.com/8BfKk5kozX
— Arab News Japan (@ArabNewsjp) December 29, 2022
2018年に米国がイラン核合意から離脱後、イランは国内からいIAEA監視団を追い出し、核兵器開発の前段階となるウラン濃縮を進めてきました。
U.N. agency: Iran continues to block nuclear probe, scales up its nuclear program https://t.co/n88sOEAoPD
— POLITICO Pro (@POLITICOPro) November 10, 2022
大西洋評議会のマシュー・クローニング氏は2023年にイランの核武装が現実のものとなると懸念しています。
In 2023, Iran is very likely to pass the point of no return and become a de facto nuclear-weapons state, writes @MatthewKroenig.
Read all 23 of the top risks and opportunities for 2023 according to @AtlanticCouncil experts. ➡️ https://t.co/Dno0mPoSl8 pic.twitter.com/t4T1ygmONx
— Atlantic Council (@AtlanticCouncil) December 28, 2022
米国はイランの核開発を止めるために2015年に締結された核合意を復活させようとしています。
しかし、バイデン大統領は合意が「死んだ」と失言しています。
“President Biden, would you please announce the JCPOA is dead?”
Biden: “It is dead but we’re not gonna announce it.”
US President Biden stated that the Iran Nuclear Deal is dead, but the US has no plans to announce it. pic.twitter.com/dMRWW1ijtY
— In Context (@incontextmedia) December 20, 2022
イランが核武装をすれば中東で紛争のリスクが高まります。
中東の石油に依存している日本も他人事ではありません。
#枝野幸男 にとって、中東からの石油が止まることは「餓死するわけではないから、ただちに影響はない」らしい。こういう無責任な #立憲民主党 は政権担う資格なし！流通止まったらマジで店から物が無くなる＝日本経済詰みなんだが… pic.twitter.com/FXFHuKHGLg
— ⛩️令和時代の日本を清らかに🎌🇺🇸🇬🇧🇦🇺🇮🇳🇨🇦🇫🇷🇹🇼🇺🇦 (@kiyoraka_reiwa8) December 31, 2022
欧州、アジアだけではなく、中東も紛争の危険と隣り合わせの一年になりそうです。
ネタニヤフ氏 同氏ツイッターより LPETTET/iStock
