自宅療養報道 毎日新聞の杜撰さ – 中村ゆきつぐ

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いやサッカー惜しかった。見入ってしまいました。本当観客いたら勝ったかも。それにしても本気のスペインとこの試合はいいもの見せてもらいました。

今中等症の扱いがメディアのトピックです。その先陣がこのニュース。

元記事のタイトルでは中等症は自宅療養が基本と書かれていたようですが、巻末にこのような訂正がなされています。

>本記事では、当初「重症者については入院のための病床を確保するが、中等症や軽症者に関しては自宅療養を基本とする内容」としていたのを「入院対象者を重症患者や特に重症化リスクの高い人に絞り込み、入院しない人を原則自宅療養とすることを可能とする方針」と修正しています。取材の過程で、中等症の人を一律自宅療養とするわけではないことが判明したためです。

そうあたかも重症者以外は入院させないで見捨てるような表題の書き方をして、Yahooにリンクされコメント欄は荒れ放題。でもそれは取材不足でしたとしれっと訂正。でもコメントは実際もう消せません。そして煽りで燃えたその炎はモーニングショーを始め政府叩きのいいネタになっていました。そして夜になって忽那先生がちゃんと解説しています。

総理のこの発言をもとに書かれた記事。どう読んでも中等症の人を一律自宅療養とするとは書かれてないのですが

>ワクチン接種の進行と、感染者の状況の変化を踏まえて、医療提供体制を確保し、重症者、中等症者、軽症者のそれぞれの方が、症状に応じて必要な医療を受けられるよう、方針を取りまとめました。
 重症患者や重症化リスクの特に高い方には、確実に入院していただけるよう、必要な病床を確保します。
 それ以外の方は自宅での療養を基本とし、症状が悪くなればすぐに入院できる体制を整備します。

これは感染者が重症化する割合が低い若者が多いからこそ、今までの全員入院か宿泊療養をやめるという内容です。もちろん現実に今の東京で悪化した時にすぐ入院できるかという保証はありません。でも政府を叩くためにいい加減な間違い誘導記事を出すのは新聞としてどうなんだろう。速報だから少しの間違いも仕方ないというのも少しどうかな。

また医療崩壊ニュースで100の病院に断られたというTBSのニュースも少しおかしいとサキシルが指摘しています。まあ100はないかな。

正直東京の医療は逼迫してきています。でもまだ重症者も死者も以前の波に比べて低いままです。デルタ株ですが、若年者が悪化しにくいコロナの特徴が残っていることを期待しています。わからないことが多いですが、ただ一種のデマによる恐怖誘導は、昔から変わらない悪い風潮です。正しい行動を導くためにもメディアは正しく伝えて欲しいです。

今日もなんとか3000台。全国も12000台。なんとかこのまま止まって欲しいです。

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