ヘパリーゼ、コンビニと薬局でラインナップ違った 清涼飲料水と医薬品が存在…違いは?ゼリア新薬に聞く

J-CASTニュース

   ゼリア新薬工業(東京都中央区)が製造販売する「ヘパリーゼ」が、コンビニとドラッグストアでラインナップが異なるとしてSNS上で話題になった。

   コンビニでよく見るヘパリーゼは「清涼飲料水」等に分類される。一方、ヘパリーゼには「医薬品」等のものもあり、こちらは薬局・ドラッグストアで販売されている。

  • 話題になった「清涼飲料水」のヘパリーゼ(右)と「第3類医薬品」のヘパリーゼ(左)

    話題になった「清涼飲料水」のヘパリーゼ(右)と「第3類医薬品」のヘパリーゼ(左)

  • 話題になった「清涼飲料水」のヘパリーゼ(右)と「第3類医薬品」のヘパリーゼ(左)

    話題になった「清涼飲料水」のヘパリーゼ(右)と「第3類医薬品」のヘパリーゼ(左)

  • 話題になった「清涼飲料水」のヘパリーゼ(右)と「第3類医薬品」のヘパリーゼ(左)
  • 話題になった「清涼飲料水」のヘパリーゼ(右)と「第3類医薬品」のヘパリーゼ(左)

「医薬品等」と「清涼飲料水等」のヘパリーゼの違い

   2022年12月10日に話題になったツイートによれば、コンビニでは「清涼飲料水」と書かれたヘパリーゼ、ドラッグストアでは「第3類医薬品」と書かれたヘパリーゼが売られているという。投稿は16日までに1万6000件以上のリツイートや2万件以上のいいねを集めており、「知らなかった」「そこまで見てなかった」といった驚きの声が寄せられた。

   実際にゼリア新薬工業の公式サイトでも、ヘパリーゼのサイトは「清涼飲料水・炭酸飲料・栄養補助食品」と「医薬品等」の2種類に区分されている。

   同社広報部は12月14日、清涼飲料水等のヘパリーゼは「栄養成分を配合した、おいしくお飲みいただける飲料、食品です」と述べ、医薬品等のヘパリーゼは「定められた用法・用量を守って服用いただくことによって、医薬品としての効能効果を発揮できる一般用医薬品です」と、両方の違いを説明した。

   清涼飲料水等のヘパリーゼには「肝臓エキス」が、医薬品等の方には「肝臓水解物」が配合されている。どちらも「天然の良質なレバーに消化酵素を加えて加水分解した原料」が含まれているとし、胃腸などに負担をあまりかけずに効率よく栄養を吸収できるという。

   また、清涼飲料水等の同商品にはウコンエキス、医薬品等の方には滋養強壮効果を発揮する成分や生薬が配合されている。

   医薬品等のヘパリーゼシリーズを細かく確認してみると、「第2類医薬品」と「第3類医薬品」「指定医薬部外品」に分類される。同社によれば、配合されている有効成分によって分類されているという。なお、「指定医薬部外品」のヘパリーゼはコンビニで販売されている。

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