スマホ依存からミニマリストの道へ!
コミュニケーションからエンタメまで、手のひらから世界へと繋げてくれるスマホ。どんどん癖になって、なかなか放っておけない存在になってる…なんて人もいるのでは? でももし、ちょっとでもスマホの画面から目を放せる時間を増やして、スッキリしたい!という場合には、いますぐ試せる方法があります。
ミニマリストへの道は、アプリや通知を減らすところから。究極、新しいスマホに買い換えるという手もあります。どこまでシンプルにしたいかにもよるので、今回は方法だけ紹介しておきます。実際にやるかどうかは、あなた次第…!
ステップ1:アプリを最小限まで減らす
時間泥棒の本当の正体は、スマホでなくアプリ。ということで、この機会にアプリの数を減らしましょう。思い切ってほぼ全部アプリを消してみるのもアリ。やり方は簡単。アプリのアイコンを長押ししてアンインストール / 削除するのみ。
もし消すか迷うものがあったら、どのアプリに長い時間を割いているか確認することもできます。アンドロイドの場合、「設定」>「デジタルウェルビーイングとペアレンタルコントロール」、iPhoneでは「設定」 >「スクリーンタイム」へ。
ツイッターやインスタグラムなど、アプリを削除してもアカウントを残しておけば、引き続きウェブからアクセスすることができます。スマホの画面にアプリがないだけで、気が散る要素が減らせるはず。ここで、徹底的にミニマリストを目指したい人はアカウント削除も検討してみてください。
ステップ2:通知を垂れ流しにしない
不要なアプリは削除できても、すべては消せない…という人も少なくないはず。もちろんそれでも大丈夫です。通知機能さえ管理しておけば。アンドロイドの場合、「設定」>「アプリと通知」、iPhoneでは「設定」 >「通知」へ。
さらに、時間帯によってスマホを一切鳴らさないという手もあります。アンドロイドの場合、「設定」>「アプリと通知着信音とバイブレーション」>「サイレントモード」を選択。手動で機能オンにすることもできますが、時間帯をセットして、たとえば夜中は一切の通知をオフにするというやり方もあります。また、特定のアプリ、連絡先だけ指定することもできるので、もし「あのアプリ…」「あの人…」と、心当たりがあれば個別に対処していきましょう。
iPhoneでは「設定」 >「集中モード」へ。オフィス時間、運転中など特定のルールをセットできるほか、標準の消音設定にすることも可能。
ステップ3(上級者編):スクリーンを地味にする
いっそのこと、スマホを退屈なビジュアルにしちゃいましょう。壁紙と配色をシンプルで味気ないものにするだけで、スマホを手に取りたくなる気持ちが徐々に薄れていくかもしれません。アンドロイドの場合、「設定」>「壁紙とスタイル」、iPhoneでは「設定」 >「壁紙」へ。
Pixelスマホの場合「おやすみ時間モード」を利用すれば、画面を暗くしてグレースケールモードに切り替えることができます。「設定」 >「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」>「おやすみ時間モード」へ。手動でセットするか、スケジュールで固定するかはお好みで。
一方、iPhoneにはグレースケールモードがあります。「設定」 >「カラーフィルタ」をオン>「グレイスケール」を選択。
さらに、アンドロイドスマホの場合「minimalist phone」というアプリがあります。これはモノクロ、テキストベースのインターフェイスになって、アプリの使用時間を管理したり、集中したいときに通知を止めたりすることができるというもの。通常のスマホの操作に簡単に切り替えられるので、ちょっとしたメリハリをつけたいときにだけ使ってみるのもアリかもしれません。
ステップ4(超上級者編):ミニマリスト向けスマホに買い替える
ちょっと究極的なところまで突き詰めると、通話やメールだけできれば良いという考えの人もいるはず。古き良きガラケーことフィーチャー・フォンは、”携帯電話”にできる最低限の機能が詰まっています。インスタグラムなどのアプリはありませんが、Google マップを使えるものもあるとか。しかも、スマホよりもグッと出費を抑えられるので、スマホに費やしていた時間もお金も節約になりそうです。
とはいえ「さすがにガラケーは…」と感じる人もいるかもしれません。スマホでいうと、ミニマリスト向けのLight Phone IIがあります。電子ペーパー画面で、基本的な機能だけ(高度なものでは電卓など)。インターフェースはテキストとちょっとしたアイコン。とってもシンプルで、スマホ依存とは無縁のツールになるかもしれません。
これよりもうちょっと進化したのが、Wisephone。写真撮影ができたり、マップを利用できたりします。が、主にモノクロ、主にテキストのインターフェイスで依然としてミニマル。これでソーシャルメディアを無限にスクロールする日々とはおさらばできるはず。