【悲報】発売前に『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』をプレイしたら……2度も自分を見失ってしまったでござる

ロケットニュース24

2022年11月18日、ポケットモンスターシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が発売される。本作は「ポケットモンスター ソード・シールド」以来、3年ぶりの完全最新作! 全世界2500億人のポケモンファンのみんな……待たせたな?

その『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を「発売前にプレイしてみませんか?」とお誘いいただいたのはつい先日のこと。ポケモンは「ポケモンGO」でスタートし、本家はそれこそ前作しかプレイしたことが無いが、せっかくなので株式会社ポケモンまで遊びに行ってみることにした。

・とにかく自由!

すでにあちこちで情報が出まくっているため飽き飽きしているかもしれないが、まずは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の概要について軽く説明しておこう。

パルデア地方を舞台に繰り広げられる本作の目玉は、何と言ってもシリーズ初の「オープンワールド」を採用していること。果てしなく続くフィールドは、行こうと思えばどこへでも行ける──。限りない自由度の高さが『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』最大の魅力である。

自由度の高さと言えば、従来の「ジムリーダーを倒す」といったストーリー展開だけでは無く、秘伝スパイスを探す「レジェンドルート」、スター団(ロケット団みたいな組織)に挑む「スターダスト★ストリート」など、自分だけのストーリーを描ける点も見逃せない。とにかく「自由度がメチャメチャ高い」とだけ覚えておこう。

・いざ、株式会社ポケモンへ

で、先行体験会当日、私は「株式会社ポケモン」にいた。冒頭でもお伝えした通り、私のポケモン歴はポケモンGOと比例しているため「昔、初代で遊んだなぁ~!」なんて思い出が一切ない。せいぜい娘と一緒に「ポケモン ソード・シールド」をプレイしたことがあるだけだ。

さらに言えばプレイイングも “ド下手 of ド下手” で、アクション要素の強かった「Pokémon LEGENDS アルセウス」の先行体験会では、常に笑顔だった担当者さんを絶句させてしまったことも。そんな私でも『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』はプレイできるのだろうか?

「今日こそ恥をかかずにやり切るぞ」なんなら「お上手ですね。プロゲーマーの方ですか?」くらい言われたい。鼻息をフンフンさせながら株式会社ポケモンに到着すると……


なんかイターーーーー!


お出迎えしてくれたのは「ニャオハ」「ホゲータ」「クワッス」の3匹。うちの6歳の娘は早くもニャオハにメロメロなんス! ホゲータもクワッスも可愛いぜ!! さらに……


オフィスの中やべぇぇぇえええ!!


一歩足を踏み入れるとオフィス内の至るところにポケモンのぬいぐるみが装飾されており、これだけでメシ3杯はイケる! 各MTGルームもポケモンの名前が付けられてるなんて素敵やん? 1番大きい部屋が伝説のポケモン「ディアルガ」なんてイカしてるよね!!

・すでにお腹いっぱい

もう十分に満足したので引き上げても良かったのだが、今日の目玉は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の先行体験会。まだ1秒もプレイしていないのに、早くも自分を見失っちまったぜ……!

で、肝心のプレイイングの方はというと、アクション要素がさほど強くないためゲームがド下手な私でも十分にプレイできた。おそらく「ポケモン ソード・シールド」で問題なければ、本作が難しいと感じることはないハズだ。

もちろん、野生のポケモンちゃんたちもキャワワ! 馴染みのある「コリンク」や「ハネッコ」に安心し、初登場の「グルトン」に癒される──。さらには「ウパー(パルデアのすがた)」にニヤっと出来るあたりが、ポケットモンスターシリーズの強みなのだろう。

・自由すぎるがゆえに

そして本作の目玉の1つが、序盤から伝説のポケモンに乗れるということ(コライドン or ミライドン)。要するに “ライドポケモン” なのだが、これが超楽しい!


走る!


崖を登る!!


高いところから飛ぶゥゥゥウウウウ!


水の上すら走る!


崖を登る!!


崖から飛ぶゥゥゥウウウウ!


それでも飛ぶゥゥゥウウウウ!!


いつまでも飛び続けるゥゥゥウウウウ!!!!


たまに急降下するゥゥゥウウウウ!!!!


オープンワールドを採用している本作は、行こうと思えばどこへでも行ける。操作性の爽快感も相まって「走る → 崖を登る → 高いところから飛ぶ」を何度繰り返したことだろう? 本作は「ここに行かなきゃいけない」という縛りが非常に緩いため、いつまでも空中遊泳していられそうだ。

逆にある程度しっかりとした目標を持っていないと、自分を見失ってしまうこともあるハズ。この日のプレイ時間は120分だったが、およそ90分は上記の動作を繰り返した結果、ついにジムリーダーやスター団とは遭遇せずに先行体験会は終了してしまった。今のところ私の中で本作は “高いところから飛ぶゲーム”である。

……それは絶対に違うものの『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』がとんでもなく自由なゲームであることは事実であろう。攻略情報なんて見なくてイイ! 君の好きなようにプレイし、君だけの物語を作り上げてくれ。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は2022年11月18日発売だ。

参考リンク:ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.(C)2022 Pokémon. (C)1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

※ 開発中のソフトを使用しているため、実際の製品とは一部仕様が異なります。

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