デイリーポータルZは今年20周年。
ライター個人が気になったこと、やってみたいことをつきつめるサイトだけに記事の内容はさまざまだけれど、その息の長さから、好奇心のおもむくままにやったことがうっかり歴史を記録していることがある。
約10年前のこの記事を久しぶりに読んで、今では結果がかわってくるんじゃないか? と思った
キャラメルコーンと柿の種のピーナッツ比は、実はそれほど差がない(T・斎藤)
調べてみたら、比率というよりも内容量の減りに時代の風をかんじざるを得なかったのだ。
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キャラメルコーンにおけるピーナッツのお宝性
記事「キャラメルコーンと柿の種のピーナッツ比は、実はそれほど差がない」は、ライターのT・斎藤さんが、キャラメルコーンのピーナッツ、少なすぎないか? という疑問を数値で解明するために取り組んだ企画だった。
タイトルどおり、当時結果として判明したのは以下。
・キャラメルコーン約6個につきピーナッツはだいたい1つ
・柿の種約5個につきピーナッツはだいたい1つ
・比率としてはキャラメルコーンにも柿の種とそうかわらない数のピーナッツが入っている
ピーナッツ自体の大きさが柿の種にくらべキャラメルコーンのほうは小さく(また、柿の種のほうがキャラメルコーンよりも小さい)、それが少なさの核心ではないかと記事は締めくくられている。
10年後、比率に大きな変化が!
あれから約10年、比率はどう変わっているんだろうと、まずはその結果から報告してしまいたい。
2022年のカウント、結果はこうだった。
・キャラメルコーン約4個につきピーナッツはだいたい1つ
・柿の種約9個につきピーナッツはだいたい1つ
なんと、差がついていた! キャラメルコーンはぐっとピーナッツ比率が上がり、逆に柿の種は下がった。
袋ごとの誤差もあるとは思うが、どちらも巨大お菓子メーカーのこと、それほどの差はないはずだ。
2020年の亀田の柿の種の比率変更がでかい
ここで思い出したいのが、2020年における亀田の柿の種の比率変更だ。ユーザからの投票制で比率を決めるキャンペーンが打たれ話題になった。
結果、従来の柿6:ピー4の比率が、柿7:ピー3に変わったのだ。
この比率表記は個数ではなく重量。
今回の結果「柿の種約9個につきピーナッツはだいたい1つ」というのはまちがいなく新比率の適用によるものだろう。
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タイトルにもかかわる部分が非公開になりすみません……! ようするに例のお菓子の容量が減りパッケージや値段がそのままとされる、いわゆるシュリンクフレーションの件について書いてあります。
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