俳優の鈴木京香さん(54)が、2022年11月6日に放送された「日曜日の初耳学」(TBS系)に出演し、庶民的な一面を明かした。
三谷幸喜「使い捨てでいいんじゃない?」
現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を含め、大河ドラマ6回に朝ドラ3回、TBS日曜劇場に3回出演するなど、大女優のイメージが強い鈴木さん。だが、16年来の友人だという俳優の小池栄子さんは、鈴木さんについて「ピシッとして映ってるけど、フランクですね。世間が勝手に鈴木京香像を作っていったんだろうなって」「オヤジギャグみたいなのもすごく好きだと思うし。ノリはいいです」と意外な素顔を明かした。
また、多くの作品で鈴木さんを重用する脚本家の三谷幸喜さんは、最も印象深いエピソードとして、1997年公開の映画「ラヂオの時間」の撮影中に交わしたトークについて明かす。
真面目な顔で三谷さんに「悩みがある」と切り出した鈴木さん。「仕事のことか、恋愛のことかどっちかな」と心配した三谷さんが話を聞くと、余った野菜等を入れていた食料保存袋を「洗って干すべきなのか、捨てちゃって新しいものを使うべきなのか」と悩んでいたといい、三谷さんは「僕にとってどうでもいいことなんですけども」とバッサリ。続けて、「女優は夢を売る仕事だと。そんな自分が食料保存袋を洗って干すっていうのはどうなのかと、本気で悩んでいらっしゃった」と当時を振り返った。三谷さんは「使い捨てでいいんじゃない?」と返したという。
このエピソードを聞いた鈴木さんは、「全然覚えてないです」とする一方で、「私は今、洗ってますけれども…」と笑い。しかしながら、外に干しているわけではなく、「キッチンにちょっと引っ掛けるいいものがあるんですよね。そういうので乾かしてます」 と説明した。
こうした鈴木さんの庶民的な一面に対し、視聴者からは「食料保存袋を洗って繰り返し使う鈴木京香さん推せる」「使い捨てでもいいのにw」「え、京香さん以外と庶民派」などと、ほっこりする声があがっている。