【そうきたか】ゲーム広告なのにゲーム広告じゃない!? これは “ゲーム広告風広告”だ!

ロケットニュース24

スマホが生活の一部となった昨今、避けて通れないのが “広告動画” だ。広告動画はウザったい。とはいえ、面白い広告動画が増えてきたことも事実である。スマホ漫画アプリで暇つぶしをしていたら、別のゲーム広告に心奪われ、そのまま別ゲームをプレイし始めてしまう……なんてことも少なくない。

そんな中、今回“ひと味ちがう”ゲーム広告が登場したようだ。「つまり、広告なんでしょ!?」と一度はツッコミを入れてみたものの、どうしても気になるので現物を見てみることにした。この時点ですでに広告の効果は出ていると言えるだろう。

・クオリティがヤバい

実際にまずそのゲーム広告動画を視聴してみると…………こ、これは!!!


まごうことなき “よくあるゲームの広告動画” だっ!!!!


欧米風タッチでありながら、どこの国のゲームかよく分からないこの感じ。タイトルは『bi-hada HUNTER(美肌ハンター)』と、絶妙にインチキくさいところもイイ。おそらく「実際にプレイしてみると広告とゲーム内容が全然噛み合ってないタイプのヤツ」に違いあるまい。

おやっ? プレイヤー視点の虫めがねが出現し、拡大される女性の肌……

なぜか突然パズルゲームが始まる展開も、完全に “よくあるゲームの広告動画” であるッ! ステージは肌の上。擬人化した “うぶ毛” を処理しつつ進んでいく『一筆書き系パズルゲーム』ということのようだ。そういうことなら『bi-hada HUNTER』のタイトルも納得である。

ステージが進むごとにゲーム難易度も上がっていくらしく、あとちょっと! というところで広告は終了。震えるほど「いかにも」な展開だが、不思議とプレイしてみたくなるんだよね……! どこが“今までと一味違う”のだろう? と思いながらも、思い切って広告動画をタップすると、bi-hada HUNTERのゲームページに遷移した……


LEVEL0の全ての毛を一筆書きで剃り上げ、LEVEL1に。パズルに触れた瞬間……!


音波振動カミソリ『bi-hada ompa』のページに切り替った! 確かに一味違った。というか全然違った!


暇つぶしでハマってしまうゲームのように 「やったら、ハマるうぶ毛ケア」というわけか。これはゲーム広告であり、ゲーム広告ではない。言うなれば、「ゲーム広告風広告」である!!


・分かっちゃいたけど

音波振動カミソリ『bi-hada ompa』は、シリーズ累計出荷数量650万個を突破した貝印の大ヒット商品。1秒間に約100回振動する音波振動によって、肌への抵抗を少なくし、なでるような感覚でうぶ毛を剃ることができるのだという。

替刃は細かなパーツを処理しやすいL型、面積が広い部分の処理に向いているT型があり、好みで使い分けることが可能。また世界最小ガードを搭載し、刃が肌に与える刺激を軽減。刃の部分は水洗いも可能で、繰り返し使用しても製品を衛生的に保つことができるそうだ。

なるほど……身近な「スマホゲーム」という顔つきで、製品体験を表現していたわけだ。おかげで素直に『bi-hada ompa』の情報を受け入れることができた。

『bi-hada ompa』は「うぶ毛ケア」に着目したカミソリ。恥ずかしながら小生「うぶ毛ケア」という概念を知らなかったのだが……「肌がワントーン明るくなる」「メイクのりがよくなる」「毛がたくさん取れて快感」などのメリットを享受できるのだそうな。今夜さっそくやってみようっと。

やや手荒な手法ではあるものの、広告としての効果は絶大だった『ゲーム広告風広告』。今後ゲーム広告を視聴する際は「本当にゲームの広告か?」と疑う必要があるのかもしれない。貝印のゲーム広告風広告は11月2日(水)配信開始気になる人はスマホをチェック!

参考リンク:キャンペーンページ
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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