HP社が自社WindowsノートPCの広告に、誤ってmacOSのスクリーンショットを貼り付けていたことが海外で話題だ。
これは同社が出したウェブ広告で、ノートPCのディスプレイに表示されているのがWindowsではなく、なぜかmacOSになっているというもの。スマホの撮影サンプルとしてウェブに掲載された画像がデジタル一眼カメラで撮られた写真だったというミスは過去に何度か起こっているが、Exif情報などを見なければ分からない。しかし今回はこれらと異なり、WindowsとmacOSのデスクトップ画面はボタン配置やフォントなど外見からして違いが一目瞭然なだけに、まさに前代未聞。しかも、よりによって広告は「完璧なラップトップ」と銘打ち「デジタルノマドや自宅以外の場所で仕事をする人向けに、私たちはどこからでも仕事をするのにぴったりなラップトップを用意しています」と、その優秀さをアピールする内容だったというだけに、実にバツの悪いミス。約3日にわたって掲載され続けたこの画像はすでに取り下げられているが、この件を報じた「MacRumors」は「Appleのライセンス契約では、PCでmacOSを実行することは許可されていません」と、このミスを皮肉っている。
