なんだろう、これ。
でかいやまいもがあるというので見に行ってきた。しかし正直、いくらでかいといってやまいもだろう、そんなにでかくなるわけない、とたかをくくっていた。
しかし目の当たりにしたら本当にでかかったのでみなさんにも見てもらおうと思い記事にしました。
※2006年12月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
やまいも勝負
今回でかいいもを見に行ったのは「全沖縄やまいも勝負インうるま」というイベント。実はこの名称を紹介したいがための記事でもある。
やまいも勝負。
美味しんぼのタイトルみたいじゃないか。ちなみにうるま、というのは地名。うるま市というのだ。最近いくつかの市や町が合併してこの名前になった。いくつかのものが合併してひらがな名になる、というのは銀行に似ている。
会場には白テントがいくつか設置されていた。テントの下にはブルーシートがひかれている。実にシンプルな設営だ。ここで勝負が行われるのだ、やまいものな。
いよいよ勝負の始まりです
テントの前には計量台が設置されており、番人みたいな係員の人がその横でいもを静かに待っている。やまいも勝負と聞いて僕はてっきりやまいも同士の火花散るガチンコ勝負、みたいなのを想像していたのだけれど、なんというか予想外に落ち着いたイベントだった。
しかしそのときテントの前に一台のワゴン車がとまった。静かだったテント内が一気にざわめく。いもが着いたのだ。
運ばれてきたいもを見て愕然とした。
でかい。
それ、いもなのか本当に。岩だろう。畑から出てきた岩じゃないのか。
到着したいもは係員によって計量台に乗せられる。体重計の表示を見ると、でかいやつだと1個で20キロくらいあった。計量が終わったいもはテント内のブルーシートに並べられ、見せびらかされる。
いもはひとつの株からできたものが一山に積まれている。一番重い山は300キロ弱だった。これ、一株育てたら1年くらい食いつなげそうじゃないか。
でかいわりに安い、しかもうまい
会場外のテントでは勝負に出さないいもが売られていた。だいたい5キロ1000円くらいが相場のようだ。ということはあのでかい300キロのいもだと60000円くらいか。意外と安い。でもそんなにいらないので一番小さな2.5キロのいもを500円で買ってきた。
いもは「あく」があるので、まず湯がいてあく抜きする必要があるとのこと。それから油でいためたりして食べるとうまいのだとか。
だけど買って帰ったいもはでかすぎて湯がけなかったです。