YouTubeで試験運用が始まっていた4K解像度での再生オプションを、YouTube Premium限定とするプランがひっそり終了していたことが明らかになった。
現在、YouTubeでは4K解像度での再生は通常プランの範囲で行えるが、ここのところ海外を中心に物議を醸していたのが、これをPremium限定の特典へと変更するという試み。従来は無料で提供されてきた機能を有料版に移すという“改悪”だけに、実際にこの変更が提示されたユーザーによる証拠のスクリーンショットも出回り、SNSを中心に非難の声が上がっていた。しかし、これはあくまでも試験運用の範疇だったようで、「TeamYouTube」のTwitterアカウントが10月18日、このことを懸念するユーザーのツイートへの返信というかたちで、この運用がすでに終了していることを明らかにした。もともと告知もなく始まったことから、運用終了も目立たないかたちでの報告となったとみられ、ユーザーからは一安心との声が上がっている。もっとも、有料版へと移行させようというYouTubeの試みはここのところ手を変え品を変え行われており、画質の制限が将来的に行われる可能性はゼロではなさそうだ。