EIZO、USB Type-Cケーブル1本で利用できるディスプレイ10モデルが石川県白山市のふるさと納税返礼品に採用　

　EIZO株式会社は、同社が本社を置く石川県白山市のふるさと納税の返礼品として、6月24日発売の同社製ディスプレイ「FlexScan EV2781」と「FlexScan EV2490」が採用されたと発表した。

　両モデルともUSB Type-Cケーブル1本でPCと接続して利用できることが特徴で、すでに採用されている製品と合わせ、USB Type-Cケーブル1本で利用できるディスプレイ10モデルが返礼品として選択できる。

ドッキングステーションとしても使える「FlexScan EV2781」

FlexScan EV2781

　FlexScan EV2781は、27型WQHD（2560×1440ピクセル）対応のディスプレイ。DisplayPort Alt Modeと最大70WのUSB PD給電に対応したUSB Type-Cポート×1を搭載し、USB Type-CケーブルによりノートPCへ給電給電しながら映像、音声、USB信号の伝送に行えることが特徴。オープン価格で、直販サイト「EIZOダイレクト」での販売価格は7万9970円。

　DisplayPort×1、HDMI×1、USB Type-A×4（USB 3.1 Gen 1）の各ポートも搭載。本製品をPCのドッキングステーションのように利用し、ヘッドセットやWebカメラなどの周辺機器を利用できるとしている。このほか、ステレオミニジャックも備える。

　2台のPCからの情報を同時に表示する「Picture by Picture（PbyP）」機能を搭載する。また、同社が提供するWindows用の無料ソフトウェア「Screen InStyle」に対応。マルチディスプレイの一括制御機能や、デスクトップを分割して各ウィンドウをきれいに配置できる画面分割機能、アプリとモニターの表示モードをあらかじめ結び付けておくことで、アプリに連動して表示モードを自動的に切り替える「オートカラーモード」などを利用できる。

　本体サイズは611.4×230×368.6〜545.2mm（幅×奥行×高さ）で、重量は8.5kg。USB Type-Cケーブルが付属する。

有線LANポートも搭載した「FlexScan EV2490」

FlexScan EV2490

　FlexScan EV2490は、23.8型フルHD（1920×1080ピクセル）対応ディスプレイ。FlexScan EV2781と同様にDisplayPort Alt Modeと最大70WのUSB PD給電に対応したUSB Type-Cポートを搭載するのに加え、1000BASE-T対応の有線LANポートも搭載し、有線LANポート非搭載のノートPCも、USB Type-C接続をすれば本機を介して有線LANに接続できる。直販サイト「EIZOダイレクト」のみの販売で、価格は5万9950円

　このほか、DisplayPort×1、HDMI×1、USB Type-A（USB 3.1 Gen 1）×3の各ポートに加え、PC接続用とは別のUSB Type-Cポート（DisplayPort Alt Modeと最大15WのUSB PD給電に対応）を備え、ディスプレイを最大4台までデイジーチェーン接続できる。さらに、USB Type-Bのアップストリームポート×1も備え、PCにUSB TypeｰCポートがない場合でもUSBハブ機能を利用できる。

　本体サイズは537.8×230×332.4～523.6mm（幅×奥行×高さ）で、重量は約7.3kg。USB Type-Cケーブルが付属する。

　白山市のふるさと納税返礼品で選択できるEIZO製ディスプレイは、ビジネスモニター「FlexScan」シリーズが11モデル、カラーマネージメントモニター「ColorEdge」シリーズが4モデルの、全15モデル。このうち10モデルが、USB Type-Cケーブル1本で利用できる。

※ FlexScan EV2495は記事公開時点では返礼品として選択できず、7月に再掲載予定。その際の金額は未定
※ カラーの「B」はブラック、「W」はホワイト

※ カラーの「B」はブラック、「W」はホワイト