インターネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之さんが、沖縄の辺野古新基地建設に対する座り込み抗議をめぐる騒動について応酬を続けている。
2022年10月7日には、自身に向けられた「中学生レベル」との批判に反論した。
「ひろゆき離れ」トレンド入り
ひろゆきさんは3日、米軍普天間飛行場移設に伴う辺野古新基地の建設現場近くで撮影した2枚の写真を投稿した。写真の看板には「新基地断念まで座り込み抗議 不屈 3011日」と書かれているにもかかわらず、周囲には人がいなかったことから「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」と指摘した。
投稿にはさまざまな著名人から反論上がった。ひろゆきさんもそれに応酬したり、複数の沖縄メディアが一連の経緯を報じるなど、投稿は波紋を広げている。
そんな中、民族団体「一水会」公式ツイッターは6日、
「西村博之氏が辺野古の『座り込み』現場をひやかしたTwitter投稿が20万以上のいいねを集め、議論を読んでいる。冷笑はやる側が知的優位に立てたと一瞬の錯覚を齎す作用があるが、実際何の解決にもならない。中学生レベルだ。大人のウィットとはほど遠い冷笑がウケるのは、社会の病理とでも言うべきか」
とひろゆきさんを批判した。
この投稿に、ひろゆきさんは「『1日に1時間座り、土日は休み』という実態を『座り込み』と誇張する。事実を誠実に伝えるのではなく、誇張して騙される人が居る状況を問題だと思わない大人が多く居る事が社会の病理だと思うおいらです」と切り返した。
一連の騒動をめぐっては、週刊誌「FLASH」など複数のメディアが「ひろゆき離れ」などと指摘するウェブ記事を掲載。7日昼頃には、ツイッターでは「ひろゆき離れ」がトレンド入りしていた。