「こんな曲じゃ売れない」指原莉乃は泣いた 秋元康が明かしたAKBヒット曲の「意外な裏話」

J-CASTニュース

   作詞家でプロデューサーの秋元康さんが、2023年1月12日放送の「トークィーンズ」(フジテレビ系)に出演し、指原莉乃さんがセンターを務めたAKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」の裏話を明かした。

  • 指原莉乃さん(2017年撮影)

    指原莉乃さん(2017年撮影)

  • 指原莉乃さん(2017年撮影)

「恋する…」初めて聞いたAKBメンバーの反応は

   これまで「おニャン子クラブ」「AKB48」グループなど、人気女性アイドルをプロデュースしてきた秋元さん。成功の秘訣について、「人に言われて『イヤだ、これは絶対にやりたくない』『こういう曲は歌いたくない』っていうもののほうが、ヒットする可能性が高い」と持論を展開。

   小泉今日子さんも大ヒット曲「なんてったってアイドル」(1986年)を「大人の悪ふざけみたいでイヤだ」をリリース前から嫌っていたと明かす。

   同様に、「指原がAKBの総選挙で1位獲ったときに、(1位の特典で与えられるセンター曲に)本当は違うどアイドル曲を用意していたんですけど、『それやめる』つって、急遽『恋するフォーチュンクッキー』を作り始めたんですよ」と回顧。

   しかし、当の指原さんは曲を聴いて「泣いたんですよ。『こんな曲じゃ売れない』『こんな曲じゃイヤだ』って」と不満を露わにしたという。スタジオに出演していた指原さん本人も、

「みんなで楽屋で一緒に聴いたときに、小嶋陽菜さんが『これカップリング曲じゃないよね?』って言ったんですよ」

と当時を振り返り、秋元さんは「指原のキャラからいって、みんなで踊ると思ったんですよ」と指原さんらしい作品にしたいという思いがあったと説明するのだった。

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