三井不動産とShareTomorrowは9月28日、多様な世帯により良い暮らし方を提案する「＆LikeLife プロジェクト」の始動を発表した。第1弾の実証実験として、スマートロックを活用した洗濯デリバリーサービスを開始する。
サブスク型洗濯デリバリーサービス
＆LikeLifeは、ビットキーのスマートロックを活用し、外出時でも生活に必要なサービスを月額制のサブスクリプション型サービスとして提供することで、多様な世帯により良い暮らし方を提案するプロジェクト。本プロジェクトの第1弾として、10月1日より東京都杉並区の荻窪、阿佐ヶ谷エリアにおいて、「洗濯デリバリーサービス」の実証を開始する。
提供メニューとして、週1回、週2回、週3回の定期便コースを用意し、利用者にはビットキー提供のサブスクリプション型スマートロック「bitlock MINI」の導入費用1年分をサポートする。なお、利用にはLINEによる申し込みが必要。申し込み後の都度の注文は不要で、毎週決められた曜日、頻度で集荷、配送する。
スタッフはウェアラブルカメラを装着し、入室時の状況を記録したのち、スマートフォンでスマートロックを解錠して入室。玄関に置かれた洗濯物を集荷、あるいは洗濯後の畳まれたものを玄関に置いて退室する。オプションで室内カメラも用意しており、住人がスタッフ入室時の状況を確認することもできる。
不在時の入室の仕組み
今回の実証実験は、三井不動産が事前に行ったアンケートやインタビューで、洗濯を外部委託することの要望があったことを受けて実施するもの。今後は本プロジェクトにおいて、料理や清掃等に関わる新たなメニューを追加していく予定だ。
