「PayPayクーポン」メーカー側も発行可能に–商品に紐付いてポイント還元、販促に活用

CNET Japan

 スマホ決済の「PayPay」は12月13日、メーカー向け販促サービス「商品クーポン」(仮称、以下同)の提供を2023年5月以降に開始すると発表した。

 現行のPayPayクーポンは小売店や飲食店側が発行する仕組みとなっているが、商品クーポンは商品を開発するメーカー側が発行できる点が特徴となる。

 メーカー側はPayPayアプリで同クーポンを発行することで、その時期に注力して販売したい特定の商品をユーザーに訴求できる。還元の原資はメーカーが負担し、小売店側が負担することは無いという。

 ユーザーはクーポンを取得すれば、対象の加盟店で対象商品を購入した際にクーポンが自動適用される。還元はPayPayポイントで実施され、ポイントは即時反映となる。ユーザー体験は現行のクーポンと全く同じだという。

 PayPayはこれまでも、「PayPayギフト 決済連動型」という仕組みを利用し、メーカーである花王と連携した「花王商品の購入で最大40%分戻ってくるキャンペーン」を実施していた。ヤフーで代表取締役社長 社長執行役員 CEOを務める小澤隆生氏によると「これが素晴らしい成果だった」といい、これを本格展開したのが今回発表した商品クーポンだという。

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