ゲオがCD買取り終了、「ネット普及」理由に決断 非サブスク世代に衝撃広がる

J-CASTニュース

   CD・DVDレンタル大手のゲオホールディングス(HD)のCD買取り終了を受け、時代の変化を嘆く反応が続出している。

   同社は取材に「年々インターネットが普及していく中、このような結論となりました」と答えた。

  • 写真:アフロ

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「CD売るとしたらゲオだったのに…」

   ゲオHDの発表によれば、2022年9月29日をもってCDの宅配買取りを、翌30日には店舗でのCD買取りを終了する。

   具体的な理由は明かしておらず、「長年ご利用いただき、ありがとうございました。ご了承のほど、何卒よろしくお願いいたします」と伝えている。

   “CD世代”には驚きをもって受け止められた。ツイッターでは「CD売るとしたらゲオだったのに…」「CDとともに青春を過ごしてきた世代としては凄く残念…」と感傷に浸る人が少なくなく、「ヤフオク、メルカリに中古流通の場がシフトしているのも関係あるのだろうか」「サブスクとかYouTubeで聴けちゃもう需要低いのかな」と流通環境の変化への言及も目立った。

   ゲオHD広報課は28日、J-CASTニュースの取材に「年々インターネットが普及していく中、このような結論となりました」と背景を明かした。昨年から検討を始め、今回の決定となった。

   CD販売は継続し、DVDの買取り終了の可能性は「現時点では予定はございません」とした。

   なお、リユース店「ハードオフオーディオサロン」の吉祥寺店(東京都武蔵野市)でも、22年6月をもってCD・DVDの買取りと販売を終了していたとして話題になっている。ハードオフコーポレーション社長室は取材に「オーディオがメインの店のため、場所を取る機器の売り場を確保するための店独自の判断です」と回答。全社的に横展開する予定はないという。

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