どろり濃厚コーヒーフレッシュ(デジタルリマスター)

デイリーポータルZ

コーヒーフレッシュもいろいろあります

先日、「コーヒーフレッシュはそのまま飲んでも結構うまい」という話をした。試しに、同席していた方々にも飲んでいただいたのだが、囂々たる非難を浴びせられた。これは直接飲むものではない、と。

おかしい。

コーヒーフレッシュストレート飲みはもっと受け入れられていると思っていた。しかし思い返してみると、あの時飲んだコーヒーフレッシュは甘さがなく、確かに玄人向けだったかもしれない。

もやもやした気持ちを晴らすため、ストレートで飲むのに適したコーヒーフレッシュを探してみました。

2006年9月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

フレッシュなのか

コーヒーフレッシュというのは植物性の油と乳成分を使った、苦くて酸っぱいコーヒーをまろやかにする為のもの。たまに「生クリームや牛乳に見せかけたニセモノ」という言い方で僕の大好きなコーヒーフレッシュをいじめる人がいたりしますが、放っておきましょう。今回伝えたいのはコーヒーフレッシュはうまいんだ、ということです。

そういうわけで、用意したものは

  • ドトールコーヒーフレッシュ
  • クレマトップ
  • キークリーミー
  • スジャータP 褐色の恋人
  • クリープ

の5種類。

が、用意したところで、個人的にはわくわくした気持ちでいたのだが、先日のあの表情が脳裏をよぎった…。

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……ウッ

もしかしたらコーヒーフレッシュを舐めたり飲んだりする人はいないのかもしれない…という不安が湧き上がってくる。あのときのコーヒーフレッシュの味がどうだった、という問題ではないかもしれない。

「騙されたと思って!」というセリフが本当に騙す形になってしまった…。

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ウェー

もしかして僕は誰の関心もひかない調査をしようとしてるのではないだろうか。

…………。

考えても仕方がないので、自分を信じてこの5つの中からコーヒーフレッシュストレート飲み、略してストレートフレッシュに適したものを探していきたいと思います。

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ドトールコーヒーフレッシュ

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青と白のデザイン
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開け口は右側

感想:

スタンダードな感じでしょうか。というのも、甘さや酸っぱさのような味はないんですが、「濃厚さ」だけははっきりしてます。というわけでストレートで飲むには少しいただけないと思われます。

クレマトップ

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Nestleのマークが光る
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開け口は左上

感想:

他と比べて鋭さを感じます。ミルクの濃厚なやわらかさではなく、さっぱりとした味が特徴でしょうか。

何気なく使っている言葉ですが、飲み比べれば濃厚なコーヒーフレッシュといえども「さっぱり」という表現を使えるんですね。発見です。

スジャータp 褐色の恋人

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白濁とした恋人
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危険な快楽

感想:

今回飲み比べをする前から、スジャータにはストレート飲み適正があるように感じていましたが、確かに甘くておいしい。全て比較した中で一番甘みがある。ストレートフレッシュ入門には最適でしょう。さすがコーヒーフレッシュ売り上げナンバー1。

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キークリーミー

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渦が右巻きですな
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中のガスが抜かれて、ふたがへこんでます。かっこいい。

感想:

スジャータpに近いです。スジャータの甘さが押さえ気味になったような味で、ドトールとスジャータの中間という感じでしょうか。中級者向け。

クリープ

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かなりグルグル渦巻いてます
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“for Regular Coffee”は今回無視

感想:

ポーションタイプではなく粉末状のやつのほうがおなじみかもしれません。唯一植物性の脂肪を含まない乳製品(ということは、コーヒーフレッシュとは言えないかも)。確かに匂いをかぐと、ミルクの匂いがする。逆に言うと他の4つは何も匂いがしません。飲むと確かに牛乳独特のクセみたいなものを感じます。

役に立たないですよね、この調査

コーヒーフレッシュ5種を比べてみた結果、ストレートフレッシュ入門にはスジャータが良さそうだということがわかった。

まじめに味を比較してみたが、やはり「こんなこと調べてもコーヒーフレッシュなんて誰も飲まないよな」という気持ちが強くする。とても「皆さんもぜひこれを参考にしてくださいね!」なんてことは、とても言えそうに無い。

仕方が無いので、

『飲み比べて分かったことだが、それぞれ5つともはっきりと違った味をしていた。当然といえば当然だが、普段ならコーヒーや紅茶に混ぜて使ってしまう製品なので、意識しにくい事実である。コーヒーフレッシュには各社の努力と情熱が濃厚に詰まっていることを実感した』

と、まあこんな感じのことを結論としつつ、次回からはコーヒーフレッシュのように真っ白な気持ちで再出発しようと思います。

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ういー、飲みすぎた

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