米アップルのスマートフォン「iPhone」の最新シリーズ発表を受け、ポーランドのクーポンサイト「Picodi」が”iPhone指数”を公表した。
各国の経済力を測る有名な指数「ビッグマック指数」のiPhone版で、日本は「iPhone 14 Pro (128 GB)」を購入するのに11.9日働く必要があるという。アメリカの約2倍の日数だった。
日数は年々増加
Picodiによれば、現地のiPhone 14 Pro (128 GB) 公式価格と各国の統計局が公表する平均所得を基に算出した。
最も少ない労働日数で買えるのはスイスで4.6日だった。アメリカ(5.7日)、オーストラリア(6.1日)、アラブ首長国連邦(6.5日)、ルクセンブルク(7.1日)と続く。
アップル公式サイトの価格が14万9800円の日本は21番目の11.9日だった。東アジア圏では韓国(10.5日)、香港(11.2日)、台湾(17.2日)、中国(22.0日)などが連ねる。
過去の同調査では、19年:8.4日(8番目)、20年:9.8日(14番目)、21年:10.2日(14番目)と推移している。
なお、電子機器の価格比較サイト「Nukeni」がiPhone 14 Pro (128 GB)の価格を各国のアップル公式サイトで調査したところ、日本は2番目に安かった(2022年9月12日現在)。最安はアメリカで14万2093円。