IPv6ネットワークの知識をはかる「IPv6基礎検定」ベータ試験を10月9日に実施、日本ネットワーク技術者協会 

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 一般社団法人日本ネットワーク技術者協会は、「IPv6基礎検定ベータ試験」を10月9日に実施する。「ベータ」をうたっているが、合格者は全員を第一号本認定とするとしている。受験料金は5000円(税別)。参加希望者は、イベントサイト「Peatix」から申し込みを行う。

 同協会では、Googleが公開している統計データによると2022年8月21日現在で日本国内のIPv6普及率は47.51%と普及が進んでいるとし、そうした状況下において、IPv6にとって最大の脅威となるのが、セキュリティを確保しながら運用できる経験者の不足だとしている。そのため、IPv6を理解したネットワークエンジニアを育成する際のメジャメント(評価方法)が必要と考え、IPv6検定を立ち上げることにしたという。

 試験は、IPv6の基礎的な知識を問うもので、初級ネットワークエンジニア(インフラエンジニアとしてネットワークの基礎知識がある者)とネットワークの運用管理を行う者を対象としている。主教材としてラムダノート刊の書籍「プロフェッショナルIPv6 第2版」を使用し、本書の内容から出題。著者である小川晃通氏が問題を作成する。

 想定される主教材での学習時間は約40時間。試験時間は60分、設問数は40問で、70%正解で合格となる。なお、「プロフェッショナルIPv6 第2版」の電子書籍版は、クリエイターズマーケット「BOOTH」から無償で入手可能。

 試験会場は、コワーキングスペース茅場町 Co-Edo(東京都中央区新川1-3−4 PAビル)。10月9日の14時30分から開始される(14時15分開場)。

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