井上尚弥「4団体統一戦合意」報道にWBO王者バトラーが反応 気合十分?筋トレ動画でアピール

J-CASTニュース

   米スポーツ専門局「ESPN」(WEB版)が2022年8月24日(日本時間25日)、プロボクシング世界バンタム級4団体統一戦が12月13日に日本開催で合意したと報じた。実現すればWBA、IBF、WBC世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋、29)がWBO世界同級王者ポール・バトラー(英国、33)と対戦することになる。

   スポーツ紙などの報道によると、井上が所属する大橋ジムの大橋秀行会長(57)は統一戦に関して明言を避けたという。


  • 井上尚弥選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)


  • ポール・バトラーのインスタグラムより

井上「日本でもアメリカでもイギリスでもどこでもいい」

   一方のバトラーはこの報道に反応。25日にインスタグラムのストーリーを更新し、ウエイトトレーニングの動画とニュースをリツイートしたファンの画像を複数添付。「モンスター」との王座統一戦に向け「意気込み」をアピールした。

   バトラーは今月13日に更新したインスタグラムで王座統一戦を「予告」していた。4月に英リバプールで行われたWBO世界バンタム級暫定王座決定戦の画像を添付し「ニュースはもうすぐだ」とのコメントを投稿した。

   両陣営は井上が6月7日の3団体王座統一戦でWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン、39)を破り王座を統一した直後に交渉を開始。交渉は順調に進んだとみられ、6月28日にはバトラーをプロモートする「プロべラム」が公式サイトで井上とバトラーのフェイスオフショットを公開した。

   一方の井上は前日27日に東京・丸の内の日本外国特派員協会で会見を行った際、「バトラーとの交渉につきましては今、所属ジムの大橋会長からは交渉中と。流れ的にはいいと聞いている」と進捗状況を明かし、「開催国については4団体統一の試合が実現するのであれば日本でもアメリカでもイギリスでもどこでもいいと思っている」と語った。

   井上は6月28日にインスタグラムを更新し、所属ジムで練習を再開したことを報告。8月19日には次戦に向けて軽めのスパーリングを開始したことをインスタグラムで明かし、「気持ちも強度もぼちぼち挙げていくよ」とのコメントを投稿した。

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