信濃の強豪、ふたたび登場!【家そば放浪記】第47束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、信州戸隠そば株式会社『信州戸隠 自然芋そば』税込680円(1人前136円)

ロケットニュース24

テレビで夏の甲子園を観戦しつつ、毎日のように蕎麦と触れ合っていると、蕎麦のメーカー(製造者)が高校のように見えてくる。とうことで今回の蕎麦を作ったのは乾そば会の強豪校「信州戸隠そば株式会社」である。

こちらの「信州戸隠そば」が放った蕎麦は、もう今回の蕎麦を入れて、なんと4回目の出場(18束ぶり4回目)になる。しかもそのうち2回(信州本十割そば [1] [2])は最高順位3位を奪取したスラッガー。今回はホームランとなるか!?

ちなみに今回の『自然芋(じねんじょ)そば』の特徴を裏パケから読み取っておこう。え〜っと、なになに……


この自然芋そばは、山芋と海藻(ふのり)をつなぎに使用したそばで、のど越しが滑らかで、コシが強いのが特徴です。(中略)ざるそばでも、温かいつゆでも、美味しく召し上がれます。


──とのことであるが、さぁーて、結果はどうなるか! プレイボール!!


デカい鍋にたっぷりのお湯を沸かし……


5分半〜6分ゆでたら……


ハイ完成。


して、そのお味は──


ほう。パケにある通り、のど越しとコシはスゴイね。ツルツルっと入りつつ、しっかりとしたコシもある。うまい。普通に美味い。だが、ホームランバッターではない。打順で言うなら守備もウマく、なにかと器用な2番バッターとでも言おうか。


「家そば」か「外そば」かで言うなら、外角ギリギリの外であろう。どこかの「道の駅」で出てきそうな蕎麦でもある。だが、そこまで強い記憶には残らない蕎麦かな〜と。とはいえ、イイ仕事はする蕎麦ではある。


ここで監督である私からの提案だが、もしかしたら君は「温」向けの選手かもしれない。天ぷら(天そば)や、にしん(にしんそば)など、派手めなスーパースターとの組み合わせが合う選手(蕎麦)ではないかと思うのだ。


何かと一緒になると活きる蕎麦というものもある。とりわけ主役と一緒になるとイキイキする蕎麦もある。悟空と修行していた頃のクリリンのように。ドラゴンボール!


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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