【レア】日本一購入が難しいレトルトカレー『北新地 玉鬘名物 バターカレー』は濃厚バターとたっぷり具材で激ウマ! ただしコスパは…

ロケットニュース24

大阪・北新地にある、一見さんお断りの小料理バー「北新地 玉鬘(たまかづら)」でのみ販売されていたレトルトカレー『北新地 玉鬘名物 バターカレー』は、その入手難度の高さから「日本一購入が難しいレトルトカレー」と呼ばれていた。

そのレトルトカレーが、なんと「阪神百貨店梅田本店」で常設販売されだしたらしい。常設販売となるとレア度がちょっと下がる気もするが、この機会は逃す訳にはいかない! 買ってきて実食するしかねぇ!

・『北新地 玉鬘名物 バターカレー』税込み1080円

このレトルトカレーは「北新地 玉鬘」にて、シメの一品として出していたカレーをレトルトカレーにしたものらしい。まず最初に高貴なパッケージを見ていただきたい。

金色の装飾に加えて、「北新地 玉鬘」の店主をイメージしたような肖像画が、ドンッと描かれている。ほんまにこれレトルトカレーのパッケージか? 美術作品みたいな雰囲気を感じる。

内容成分を確認すると、かなりの量のエキスやらパウダーが使われていることがわかる。通常のレトルトカレーに比べてかなり多く、深い味わいが期待できそうだ。

ちなみに1個1080円と結構なお値段をしており、通常のレトルトカレーに比べて圧倒的に高い。普通のレトルトカレーは1つ200円前後、高いレトルトカレーでも1つ500円前後であることを踏まえると、その高さがよくわかるだろう。北新地から生まれたら、レトルトカレーでも高いんか。

大阪メモ:大阪の北新地にある店は大体高い。でも美味い店も多い)

それじゃあ、この超高いレトルトカレーを作っていきますか!


・バターやばああああああああああああ

まずは、レトルトカレーを湯煎をしていく。

5~7分湯煎と書かれていたので7分湯煎する。レトルトカレーってこういう書き方多いけど、この数字の振れ幅にはどういう意味があるんやろか。猫舌の人は5分にしておく……とかか?


7分後


そんなことを考えていたら、あっという間に7分経っていた。お皿に盛り付けよう。

なんやこれすげぇ! カレーの匂いと双璧を成すように強烈なバターの香りがブワアアアって広がるやん。カレーの匂いに並び立てるって、これどんだけバター入ってるんや。しかもたっぷり入ってるのはバターだけでなく、玉ねぎやひき肉などもかなりの量入ってるぞ。

こんな匂いを前にして、我慢なんかできるわけねぇ。いっただっきまーーーす!

なんじゃこりゃああああああああああああああああああああ!! カレーを食ってるはずなのに、クリームシチューを食っているかのような深いコクの衝撃! バターが濃厚すぎてやべぇ!

レトルトでこのクオリティを出せるってどうなってんねんこれ……。ちなみに辛さは中辛くらい、口に含んだ直後はちょっと甘く喉を通り過ぎるとほんのりと辛さが来るって感じだ。

あ、そういえばパッケージの中に辛味スパイスも入ってたな……入れてみるか。

辛味スパイスを入れると、一気に辛口にレベルアーーップ! 喉がヒリつく辛さになって、俺の食欲も一気にヒートアップ! あっという間に完食してしまった。


・コスパを除けば最高クラスのレトルトカレー

「日本一購入が難しいレトルトカレー」は1080円という飛び抜けた価格なだけあって、濃厚なコクやたっぷりの具材など他のレトルトカレーとは、段違いの美味さを誇っていた。

しかしそれを差し引いても、1080円は高い。リピートするかと言われれば少し悩んでしまう。ただ、初見時の「レトルトカレーもここまで来たか……」感は凄まじいので、カレー好きの人はぜひ買ってみて欲しい。

このレトルトカレーは、「阪神百貨店梅田本店」の地下1階にある「うまいもんみっけ」というセレクトショップにて販売されている。夕方に買いに行ったときは売り切れていたので、絶対欲しい場合は早めに行くのがオススメだ。

それにしてもレトルトでここまで美味いって、バーで食える出来立てのカレーはどんだけ美味いんだ……いつか誰かに紹介されて食べてみたいものだ。

執筆:MG小川
Photo:RocketNews24

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