新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性者になったのでいろいろなネットスーパーを使ってみたよレポート

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2022年7月頃から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数が急増しており、2022年8月18日時点でのCOVID-19の新規感染者数は東京都は2万7453人大阪府は2万4323人全国合計でも25万5534人と過去最多を記録しています。COVID-19の流行以降、自宅でのリモートワークに勤しんできたGIGAZINE編集部員も、ついにPCR検査で陽性と診断されました。新型コロナウイルスのパンデミックが起きて以降、1年以上にわたりCOVID-19に感染することがなかった筆者が、どのように感染から自宅待機解除までの時間を過ごすことになったのかをまとめてみました。

新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

COVID-19のPCR検査で陽性と診断され、自宅待機が解禁されるまでの15日間をどのように過ごすことになったのかを時系列でまとめてみました。

◆発症2日前
夜、同居している妻が「のどに違和感がある」とポツリ。自身は「風邪かな?」くらいにしか思わず。

◆発症1日前
・午前中
妻が引き続きのどの違和感を訴えており、近所の病院を調べてCOVID-19の検査へ行ってくると語り、病院に予約の電話を入れる。普段からエアコンをつけたまま就寝しており、朝にのどに違和感を感じることはそれほど珍しいことではなかったため、「まさかコロナなんて」くらいの軽い気持ちで話を聞き流す。

・12時頃
妻が病院へ向かい、自身はお昼を食べて通常業務をこなす。ご飯もいつも通り味がしていたので、コロナに感染しているとはつゆとも思わず。

・15時頃
妻からPCR検査で陽性だったと連絡が入り、濃厚接触者に。それまで強い違和感は感じていなかったものの、言われてみると普段はお昼ごろには治るのどのイガイガが午後になっても残っていることに気づく。

この段階での体温は、平熱よりも1度ほど高い「36.8度」。


・17時
妻が検査に行ったのと同じ病院で診察しようと思い、午後の診察開始時間(17時)に電話で予約を試みるも、午後の診察枠はすでに全部埋まっていると言われてしまう。他の病院での診察も考えたものの、通常業務が終わっておらず、体調も格別ひどいというわけではなかったので、この日の診察は諦めることに。

◆発症日
朝9時の診察開始と共に電話で検査予約を行う。

・12時頃
病院から電話が入り、診察へ。病院の外で問診表に記入し、そのまま外で問診がスタート。電話では「PCR検査キットの数が不足しているのですが検査希望ですか?濃厚接触者と同居している方の場合はみなし陽性とするケースもあるのですが」と伝えられていたものの、問診の結果「PCR検査しましょう」ということになり、そのまま院前でPCR検査を実施。

妻からPCR検査について「鼻の入り口をサラリとなぞるだけだった」と聞いていたものの、自身の場合は「綿棒を鼻の奥に突っ込んでグリグリする」感じで、大きめのくしゃみが出そうになる。後で診療明細書を見ると、妻のPCR検査キットは「SARS-CoV-2核酸検出」で、自身のPCR検査キットは「SARS-CoV-2抗原検出」と異なる検査キットが使用されていたようだった。

検査後、車の中で1時間ほど待機。その後、病院から連絡が入り、検査結果が通知され陽性であることが発覚。もう一度院前まで行き、診察料を支払い、再び車で待機。数分後に薬局から処方せんを受け取り帰宅。

受け取ったのは処方せん・診療領収証・診療明細書・市から配布されるCOVID-19陽性者への案内のみ。


この陽性者の案内によると、発症日(COVID-19陽性と診察された当日)の翌日から10日間の療養期間が設けられており、11日目から外出等が可能になる模様。ただし、同居家族がいる場合は療養期間の最終日の翌日から5日間が待期期間として設定されているので、自身の場合は発症日から15日間自宅待機しばければいけないことに。

症状は前日よりも悪化している感覚はあったものの、37度を超える熱が出たかと思いきや熱が引いたりと、1日の中で体調が改善されたり悪化したりと安定せず。

◆発症2日目
発症日と同じような症状が続く。

◆発症3日目
引き続き熱と頭痛が続く。仕事も休みをもらい、1日安静に。

◆発症4日目以降
熱は完全に平熱に戻り、喉に違和感を感じる程度。これ以降は特に体調が悪化することもなく、ほぼ通常通りの体調に戻る。


夫婦揃ってここ数カ月は完全リモートでの在宅ワークとなっており、どちらも感染一週間前に外出したのは「発症日の6日前に行った映画館」と「発症日の3日前に行ったスーパーマーケット」のみ。「換気設備が整っていることをアピールしており、空席の目立つレイトショーでの映画鑑賞だった映画館」もしくは「いつも買い物をしているスーパーマーケット」のいずれかで感染したものと思われるため、新型コロナウイルスが想像以上に身近なところに潜んでいることを改めて実感することとなりました。

パンデミック当初は新型コロナウイルスの潜伏期間が2週間と言われていましたが、病院では「最近の新型コロナは感染から発症までが2.4日ほどしかない」と説明され、非常に驚きました。新型コロナウイルスがほとんど日常の一部となり、パンデミックが始まった頃ほど詳細にコロナ関連の情報を追わなくなっていたこと、どこか他人事のようにコロナ関連の情報を聞き流していたことを、このタイミングで改めて思い知らされることになったわけです。

なお、リモートワークで普段からおうちにひきこもりがちな筆者にとって、15日間の自宅待機は全くと言っていいほど苦ではありませんでした。症状もほとんど悪化しなかったため、正直なところ「本当に感染したのか?」と思わざるを得ませんでした。ただし、ちょうど発症日の翌週末に親族と食事の約束をしていたため、「もしもPCR検査をしていなかったら」を考えるとゾッとします。

また、陽性と発覚した後に親族や知人、同僚などに連絡を入れ、COVID-19について改めて話をする機会があったのですが、家庭や個人によってマスクやワクチンなどに対する考え方が違うことを改めて思い知らされました。パンデミックの期間が長いため、一度近しい人がCOVID-19に感染して重症化したという人は過剰な反応をしてしまい、逆に感染したものの無症状であったため全く危機感を抱かなくなったという人もいるはず。そういったCOVID-19に関する価値観の違いは、商業施設の屋内でマスクを着用していない人などを見るたびに感じるものですが、身近な人との間にもそんな違いを感じざるを得ないというのはなんとも生きづらい世の中だと思わずにはいられませんでした。

個人的な唯一の問題となったのは「食料をどうやって確保するか」でした。特に発症から数日は体調を崩していたため、デリバリーなどで手軽に済ませたいものの味が濃く脂っぽいものを食べる気にはならず。手作りの料理が食べたいけれど、食料がないという状況だったので、スマートフォンやPCで食料を注文できるネットスーパーが非常に役立ちました。

◆自宅待機期間の強力なお供となったネットスーパー
筆者の住んでいる地域では「イオンネットスーパー」「Amazon ライフ」「楽天 西友」「イトーヨーカドーのネットスーパー」という4つのネットスーパーのうち、イトーヨーカドーのネットスーパー以外の3つが対応していました。3つのネットスーパーの特徴と、実際に使った所感は以下の通り。

イオンネットスーパー


配達料金:税込2000円未満550円、税込1万円未満330円、税込1万円以上165円
配達時間:2時間単位で指定可能
配達日時:1週間以上予約可能

筆者の住む地域では特に人気なのか、いつ注文しても「注文翌日」と「注文翌々日」という比較的早いタイミングの配達枠がすべて埋まっており、「注文から3日後以降の配達」にしか対応してもらえませんでした。イオンネットスーパーの特徴は注文した翌日から1週間以上にわたって配達日が指定できる点。配達が遅くなっても確実に商品を購入できるという安心感がイオンネットスーパーにはありました。

Amazon ライフ


配達料金:税込2000円以上から注文可能、税込8000円以上で送料無料
配達時間:2時間単位で指定可能
配達日時:注文当日または翌日のみ

Amazon ライフは注文当日の配達にも対応していますが、ちょうど筆者が利用し始めたタイミングで利用者が増えたのか、1度しか注文ができませんでした。配達日が当日と翌日のみと非常に少なく、カートに食料品を詰め込み、お会計に進んでからようやく「配達枠がナイヨ」と知らされるのは、体調が悪く心にゆとりがないタイミングではかなりクるものがありました。

Amazonという名を冠してはいるものの、Amazon ライフでの買い物とAmazonでの買い物は全く別物になっているという点にも注意が必要。ただし、Amazon ライフのUIはAmazonと全く同じであり、ウェブサイトからでもスマートフォン用のAmazonアプリからでもいつもと同じように注文ができるため、Amazonのヘビーユーザーからするといつもの買い物の延長線上でネットスーパーを利用できるというのはかなり気楽です。

楽天 西友


配達料金:税込2000円以上から注文可能、税込5500円以上で送料無料
配達時間:2時間単位で指定可能
配達日時:注文当日から3日後まで予約可能

結局一番多く利用することになったのが、楽天 西友でした。最も多く利用することになった理由は簡単で、「いつ注文しても翌日配達が可能だったため」です。初めて利用した際は配達が混雑していたため配達予定時刻から3~4時間も遅れての配達となりましたが、それ以降は予約した時間帯から遅れることはありませんでした。楽天 西友を使っていて特に便利だと感じたのが、注文確定後に商品の追加・変更ができるという点。お会計後に「あ、これ買い忘れた!」ということがあってもスマートフォンひとつで手軽にカートに商品を追加できるのは、ネットスーパーならではの利点だと感じました。

実際に注文した商品を受け取った際の写真が以下。購入した商品がカテゴリ別に細かくレジ袋にまとめて配達されるので、レジ袋有料化でエコバッグが推奨される昨今ではあまり見ない光景でした。


どのネットスーパーも2時間単位で配達時間を指定できますが、COVID-19で自宅隔離中だったため特に配達時間の指定を便利と感じることはありませんでした。また、どのサービスも当日配達を狙う場合はかなり早いタイミングで商品を注文しなければいけないので、想像以上に多くの利用者がいると感じられました。

そのため、どうしても当日に欲しい物がある際などは、Uber Eatsを使って商品を購入することも検討する必要がありそう。また、飲料や菓子などの保存のきくものは通常のAmazonでも販売しているので、こちらでまとめ買いしてしまった方が安価なケースも多々ありました。

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