サイクリング中にパンクしたら、どうする?
街中だったらバイクショップで直してもらえますけど、山奥だったらだーれも助けてくれません。自力でなんとか修理しないと!
でも、スポーツバイクのタイヤを外すのってつらみがすごいですよね…。
ホイールのリムの形状によって履けるタイヤの種類も違ってきますが、大半のスポーツバイクはクリンチャータイヤを採用しているはず。で、このクリンチャータイヤ、断面が「Ω」みたいな形をしていて、下のビード部分をリムから取り外すのが一苦労なんです。
こういうタイヤレバーを複数本使って…
タイヤのビード部分に差し込んで、少しずつリムから外していくのですが…、これが結構な力技。ただでさえパンクして凹んでるのに、その修理すらもおぼつかなくてさらに凹む、という悪循環に陥りがちです。
くさび型の革新
そんなクリンチャータイヤをもっと楽に外せるようになるアイテムが、トライスポーツに登場しました。
その名も「Tyre Glider(タイヤグライダー)」。タイヤの取付けも取り外しもこの1本でできちゃうそうで、ロードバイク・マウンテンバイク・グラベルバイクなどあらゆるタイヤ幅に対応しているそうです。最大3.3mmのタイヤフック幅に適応。カーボンリムにも使えます。
タイヤグライダーをリムのフックに確実にはめ込み、前方に押すとタイヤの取り外し、また下方に押すと取りつけができるそうです。
詳しい使い方についてはこちらの動画をどうぞ。
更なるパンクも防いでくれる
タイヤグライダーを使えば、タイヤの中に入っているチューブを挟み込むリスクが軽減されるのもポイント。タイヤがチューブを挟み込んだ状態で走っちゃうと、確実にまたパンクしますからね。
サイズは7.8×4.3×3.2mm、 重量はたったの23gなので、サドルバッグやツールボトルにも問題なく収納できそうです。
なーるほど、これは確かに便利そう!
タイヤグライダーさえあれば、パンクの怖さも少しだけ軽減される気がします。とはいえ、パンクが原因で思わぬ事故に巻きこまれることもありえますから、みなさまどうぞ安全なライドを楽しんでくださいね。