西武池袋で発見した「すいかおにぎり」がよくできてる! / あるいは12年前の記事への償いについて…

ロケットニュース24

2022年8月3日から東京の西武池袋本店で「真夏のグルメ祭」が始まっている。食品館の地下1階に、スイカにそっくりな「すいかおにぎり」が売っているそうだ。へ~、面白そう!

てことで買いに出かけたところ、私(佐藤)はあることを思い出した。それはもう12年も前に執筆した、自らの記事についてだ。スイカをネタにどうしようもない記事を書いてしまったことを、ここに償いたい……。

・スイカといえば……

スイカで思い出したどうしようもない記事というのは、2010年7月13日の「スイカをライスに盛って食べてみた」だ。もうタイトルからうすら寒い。寒すぎてこの猛暑の中でも鳥肌が立ちそうだ。


どう考えてもネタとして転がしようがない。当時の私もやってみてどうしようもないと考えららしく、さらに玉子でとじて丼にしている。そのスイカ玉子丼についてこう記述している。


「そのほかにもいくつか食べ方を模索してみた。スイカを卵でとじて玉子丼にしてみたが、これは失敗だったようだ」


なんてこった! こんなことを記事にするなんて。恥ずかしい! 恥ずかしすぎる!! ……大変申し訳ございませんでした。12年前のこととはいえ、私の浅はかゆえのネタだったことを、ここにお詫び申し上げます。


・すいかおにぎりの中身は?

その恥ずかしい記憶を引きずりながら、西武池袋本店地下の「ゆのたに俵大名」にやってきた。ここはおにぎり専門店だ。


新潟・魚沼産のコシヒカリを使ったおにぎりを販売しており、関東の西武・そごうで店舗展開している。


購入したのは本命の「すいかおにぎり」(税別650円)と「枝豆と塩昆布」、それから1番人気の「紅鮭」(いずれも税別225円)だ。


これがすいかおにぎり。直径10センチでおにぎりとしては結構大きい。その分お値段、お高いのよね。一見苔玉のようだけどおにぎりです。表面に2色の海苔を使ってスイカのあの縞模様を再現している。


半割にしてみよう、中にスイカが入っていたらどうしよう……。あの日のトラウマはよみがえる。スイカとご飯は相性が悪いんじゃ~。玉子丼にしても美味くないんじゃ~……。


さて、中身は……。


パッカーン!


ほっ! スイカは入ってなかった。そうだよな、それが普通だよな。スイカとご飯を一緒に食うなんてアホの考えることだもんな


おにぎりは明太子で赤く色味をつけている。そこに黒ゴマを散らして種のように見せているのだ。つまりこれは海苔たっぷりの明太おにぎりだったのだ。


このおにぎりの何が美味しいって、米が美味しい。さすが新潟県に本社を置き、お米の味に特化したおにぎりブランドだ。西武の地下でも人気の高いお店で購入時は、常連客で行列ができていただけのことはある。

ちなみに西武の真夏のグルメ祭りは8月22日まで。お近くの方はぜひ一度、すいかおにぎりをご賞味あれ。くれぐれもスイカをご飯の上に乗せて食べないように。12年経っても忘れらないほど美味しくないから……


・今回訪問した店舗の情報

店名 ゆのたに俵大名 西武池袋本店
住所 東京都豊島区南池袋1-28-1 食品館地下1階
時間 10:00~21:00
定休日 不定休(施設の準ずる)

参考リンク:PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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