TP-Link、Wi-Fi 6E対応製品5モデルを発表。ルーター「Archer AXE75」、メッシュシステム「Deco XE75」など Twitterからの応募で製品が当たる「Wi-Fi 6Eがやってくる!キャンペーン」も実施

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 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は7月29日、Wi-Fi 6Eに対応した製品5モデルを発表した。ルーター「Archer AXE75」、メッシュシステム「Deco XE75」、中継機「RE815XE」、PCIeアダプター「Archer TXE75E」「Archer TXE72E」で、いずれも国内での認可後に発売予定。

 Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6こと「IEEE 802.11ax」の周波数帯域を増やし、従来の2.4GHz帯と5GHz帯に加え、6GHz帯を利用可能にしたもの。米国と韓国では、すでに5925~7125MHz帯(1200MHz幅)が利用可能となっている。

 日本国内では、Wi-Fi 6Eで利用可能な6GHz帯の利用について、2022年7月時点では電波法では認可されていないが、4月19日には総務省が国内利用へ向け、導入のための技術的条件に関する一部答申を公表。6GHz帯のうち、ヨーロッパと同じ5925~6425MHz帯(500MHz幅)が利用できるよう、電波法の見直しが進められている。

 Archer AXE75は、Wi-Fi 6E対応トライバンドルーター。最大通信速度は6GHz帯と5GHz帯が2402Mbps(160MHz幅対応)、2.4GHz帯が574Mbps。同社独自のメッシュWi-Fi機能「TP-Link OneMesh」に対応する。1.7GHzクアッドコアCPUを搭載し、有線ポートは、いずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×4を備える。Amazon.comでの販売価格は199.99ドル。

 Deco XE75は、6月のInterop Tokyo 2022にも参考展示されていたWi-Fi 6E対応トライバンドメッシュWi-Fiシステム。最大通信速度は6GHz帯と5GHz帯が2402Mbps(160MHz幅対応)、2.4GHz帯が574Mbps。

 1.7GHzクアッドコアCPUを搭載し、有線ポートはギガビット対応のWAN/LAN×3を備える。2台構成の場合で5500平方フィート(500㎡)をカバーし、200台のデバイスを接続可能とされている。Amazon.comでの販売価格は299.99ドル。

 RE815XEは、Wi-Fi 6E対応トライバンド中継機。最大通信速度は6GHz帯と5GHz帯が2402Mbps(160MHz幅対応をうたうが、6GHz帯のみか、5GHz帯も対応するかは不明)、2.4GHz帯が574Mbps。TP-Link OneMeshのほか、メッシュWi-Fiの標準規格「Wi-Fi EasyMesh」にも対応するとしている。米国でも未発売。

 Archer TXE75EおよびArcher TXE72Eは、いずれもPCIe接続のデスクトップPC向けWi-Fiカードで、Wi-Fi 6Eに加えてBluetooth 5.2にも対応する。最大通信速度は6GHz帯と5GHz帯が2402Mbps(6GHz帯は160MHz幅対応)、2.4GHz帯が574Mbps。Archer TXE75Eにはケーブル接続の外付けアンテナが付属する。Amazon.comでの販売価格は、Archer TXE75Eが79.99ドル、Archer TXE72Eが59.99ドル。

Wi-Fi 6E対応製品が当たるキャンペーンを実施

 Wi-Fi 6E対応製品の発表にあわせ、「Wi-Fi 6Eがやってくる!キャンペーン」を開催する。7月29日~8月14日に第1弾、8月15日~8月31日に第2弾と、2つの期間が設定されており、第1弾ではArcher AXE75が1人にプレゼントされる。第2弾の商品は未定。

 TwitterでTP-Linkの公式アカウント(@tplinkjapan)をフォローし、以下のキャンペーン告知ツイートをリツイート(RT)すれば応募完了となる。

 このほか、7月29日~8月31日に「Wチャンス」も実施。Twitter、Instagam、Facebookのいずれかで、ハッシュタグ「#wifi6e」を付けてTP-Linkが発表したWi-Fi 6E製品の中で最も気になるものを投稿すると、Amazonギフト券3000円分が10人にプレゼントされる。

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