グンマーの「うどん」は折りたたんで食べるって知ってた? 麺幅10センチオーバー「ひもかわうどん」を味わってみた! 群馬県桐生市「ふる川」

ロケットニュース24

群馬県桐生市の郷土料理に「ひもかわ」と呼ばれる名物うどんがある。麺の幅は広く、モチモチの食感やツルッとした喉ごしが特徴的なグルメだ。

今回筆者がやってきたのは、同市内に店を構える「ふる川」という人気のうどん屋。ここでは麺幅が10センチ以上もある「ひかもわ」を味わえるとのこと。よーし、さっそく入店してみよう。


・待ちに待った「ひもかわ」

まずはメニューをチェック。ふむふむ、ラインナップは結構豊富……なのだが、料理名だらけで出来上がりのイメージがスッと頭に入ってこない。どれにしようかちょっと迷ってしまう。


とりあえずシンプルかつベーシックな『もりひもかわ(税込800円)』を注文。ちなみに麺の種類は「ひもかわ」以外にも「うどん」と「そば」から選択可能。

──待つこと約25分、ようやく頼んだものが運ばれてきた。注文から提供までの待ち時間はかなり長め。ランチライム(平日)でまあまあ混んでいたから仕方ないか……。さて、気を取り直していただくとしよう。



・「ふる川」の迫力満点ひもかわうどん

待ちに待った『もりひもかわ』とついにご対面。す、すげえ迫力……これが「うどん」!? いや、「ひもかわ」と呼ぶべきか。


大きな麺が1枚ずつ丁寧に折りたたまれている。……美しい。みずみずしくてマジでおいしそう。


麺の幅は約12センチ。デカすぎてなんだかワクワクしてきたぞ。


つゆを器に移して薬味(ねぎ)も投入。よーし、準備完了! 箸で麺を持ち上げてみると……


おぉー、これは『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる妖怪「一反木綿(いったんもめん)」にそっくり。「目玉おやじ」も乗れるくらい麺が広くて長い。


食べやすいように折りたたんでいくと、たった1枚だけでこれほどの厚みになる。


つゆに浸してワサビを乗せたら、いざ実食! 


こ……


こいつぁぁぁ


ウマァァァいッ!!!

コシが強くて信じられないくらいモッチモチ! ハンパない歯ごたえ……まるで柔らかいステーキ肉にかじりついているような食感だ。ダシの効いた濃いつゆが麺によく絡んで最ッ高。つるんとした喉ごしも心地いい……あぁ、これはハマるわ。


麺は広げたままかぶりついてもグッド。ちょっぴり食べにくいが、口当たりが滑らかになっておいしい。

この「ひもかわ」、食感が一般的な「うどん」とは全然違って1度食べたらヤミツキになること間違いなし! 箸が止まらず、あっという間に完食。なかなかボリュームもあってお腹いっぱい〜。

今度ここに来たときは、あたたかいつけ汁で「ひもかわ」を味わってみよう。……注文後の待ち時間が少々ネックだが、何度でも食べに行きたくなるおもしろいグルメだ。インスタ映えにも打ってつけなので、ぜひ「ふる川」へ足を運んでみてはいかがだろうか。


・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 めん処酒処ふる川 暮六つ 相生店
住所 群馬県桐生市相生町2-735-15
時間 11:00〜14:00 / 17:30〜22:00(最終入店 21:15) ※夜の営業開始時間と最終入店の時間は変更になる場合あり

休日 月曜日・第4火曜日(祝日の場合は翌日)

参考リンク:味処ふる川
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.

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