株式会社ウェイブダッシュが運営する地域・生活情報サイト「生活ガイド.com」は7月12日、「サテライトオフィスランキング」のトップ5を発表した。アウトドアブランド「スノーピーク」のギアに囲まれてキャンプ気分を味わいながら仕事ができ、天然温泉も併設されている「osoto Hitoyoshi」をはじめ、呉服屋の店舗や古民家をリノベーションしたコワーキングスペース、「道の駅」併設のサテライトオフィスなど、魅力ある各地のワークスペースが紹介されている。
- ワーキングスペース「osoto Hitoyoshi」(熊本県人吉市)
- yuinowa(茨城県結城市)
- 信濃町ノマドワークセンター(長野県信濃町)
- 和空間「多豆」(埼玉県秩父市)
- KUNISAKI SATELLITE OFFICE SPOKE NET(大分県国東市)
ランキングは、生活ガイド.com運営事務局が選んだ全国のサテライトオフィス/コワーキングスペースの中から、「こんなところで働いてみたい」と思うものを同サイトの会員(10代~80代の214人)に投票してもらい決定したもの。調査期間は4月11日~5月12日。
ワーキングスペース「osoto Hitoyoshi」(熊本県人吉市)
ワーキングスペース「osoto Hitoyoshi」は、株式会社スノーピークビジネスソリューションズとのコラボレーションで2019年にオープンした施設。アウトドアブランド「スノーピーク」のさまざまなギアがあり、キャンプ気分を味わいながら仕事ができる。
国民宿舎「くまがわ荘」の廃業後に利用されなくなった施設の元食堂部分をリノベーションし、コワーキングスペースとして運用。そのほかにもシェアオフィス、簡易宿泊施設、レンタルキッチンなどがある。天然温泉も付いているため「業務が終わったあとには併設された温泉で疲れをとることもできるので、いつものオフィスとはひと味違う体験ができる」(生活ガイド.com)としている。
yuinowa(茨城県結城市)
「yuinowa(ゆいのわ)」は、築90年を超える呉服屋の店舗をリノベーションして誕生。コワーキングスペースのほか、シェアオフィス、カフェ、栗の木のそびえる中庭などがある。
信濃町ノマドワークセンター(長野県信濃町)
「信濃町ノマドワークセンター」は、ワークスペースや会議スペースのほか、3Dプリンターや工作機を備えたラボ、ドローンや自走車を実際に動かせるテストフィールドも完備しおり、「ものづくりを行いたい方にはもってこいの施設」(生活ガイド.com)だとしている。なお、利用は団体のみ受け付けている。
和空間「多豆」(埼玉県秩父市)
和空間「多豆(たず)」は、1928年に建築された古民家を改築。2020年からコワーキングスペース/多目的スペースとして生まれ変わった。庭を眺めながらくつろげるカウンター席、ハンドメイド雑貨の並ぶ商品ボックス前のテーブル席などもあり、「落ち着いた和の空間で癒されながら仕事ができるスペースになっている」(生活ガイド.com)という。また、民泊の機能も兼ね備えている。
KUNISAKI SATELLITE OFFICE SPOKE NET(大分県国東市)
「KUNISAKI SATELLITE OFFICE SPOKE NET(くにさきサテライトオフィス スポークネット)」は、「道の駅 くにさき」の2階にあるサテライトオフィスで、大分空港から車で約12分の場所。目の前には青い海と白い砂浜が広がる全室オーシャンビューの環境だという。道の駅には物産館、食事処、カフェレストランなどの施設がある。