Microsoftがコラボレーションプラットフォーム「Teams」のユーザー数について、最新のデータを公表したのはかなり前のことだ。同社は米国時間7月26日、2022会計年度第4四半期の決算を発表したが、Teamsのユーザー数は明かさず、Teamsが継続的に普及していることや、多くの新機能を提供していることなどを示す数字を公表した。
Microsoftは1月、Teamsの月間アクティブユーザー数が2億7000万人を突破し、2021年7月の2億5000万人から増加したことを明らかにした(同社は2021年、Teamsのユーザー数の発表方法を変更し、デイリーではなく月間のアクティブユーザー数を発表するようになった。成長の鈍化を目立たなくするためかもしれない)。
今回の決算発表で、同社は以下のことを明らかにした。
- この1年間で450種類以上の機能をTeamsに追加した。
- Teamsはチャットと会議、通話のすべてのカテゴリーでシェアを獲得している。
- 「Teams Phone」の現在の公衆交換電話網(PSTN)ユーザー数は1200万人以上で、1年前のほぼ2倍に増えている。
- Fortune 500企業の60%以上が「Teams Rooms」を採用し、ハイブリッドな職場環境で従業員同士をつないでいる。
- Fortune 500企業の25%が従業員体験プラットフォーム「Viva」(Teams上に構築されている)を使用している。
Teamsの最新の月間アクティブユーザー数は明かされなかった。
最高財務責任者(CFO)のAmy Hood氏は決算発表の中で、「Microsoft 365/Office 365」の最も高額で最も多くの機能を備える「E5」は現在、商用インストールベースの12%を占めているとした。この数値が最後に発表された2021年の時点では8%だった。
Teamsは、現在「Microsoft Cloud」製品群の主要コンポーネントの1つだ。Microsoft Cloudには、Microsoft 365、「Microsoft Azure」「Dynamics 365」、LinkedInなどが含まれる。
売上高の増加率
提供:Microsoft
投資家向けの指標
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Microsoft Cloudの売上高は250億ドルで、総売上高519億ドルの約半分を占めた。1株当たりの利益は2.23ドルだった。アナリスト予想では総売上高が524億ドル、1株当たりの利益が2.29ドルとされていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。