試行錯誤が功を奏すか?
Facebookのインターフェイスといえば、定期的に微調整を続けているイメージがありますが、またしても”大胆な”変更が加わるようです。
「おすすめコンテンツ」が中心に?
親会社のMetaが公開したプレスリリースによれば、Facebookアプリの「ホーム」画面には今後、おすすめコンテンツが配置されるといいます。興味深いのは、友人の投稿がこの「ホーム」でなく縦軸に表示されるという変更点。
実際に使ってみないとはっきりとはしませんが、ちょっと言い換えると、友人の投稿は「ホーム」と呼ばれる場所からなくなり、サイドメニューみたいになって、代わりにおすすめコンテンツがフィーチャーされるということでしょうか…?
迷走からのTikTok化
おすすめコンテンツの分野はまさにTikTokが得意としているところであって、自分が見たいコンテンツを知っているかのようなコンテンツアルゴリズムが走る「For You」ページがそれにあたります。Facebookは露骨にも、同じようなアプローチをとって、よりエンタメ性の高いプラットフォームを目指しているようです。
先月には、友人の投稿を中心としたコンテンツから軸足を移そうとしているという内容の文書がリークされたばかりでしたし、このような動きはフェイクニュースへの対応を迫られる圧力に応えたものだとも考えられています。
かつて栄えたソーシャルメディアとして、今は情報流出や法的圧力の渦中にいるFacebook。エンタメ路線の変更はうまくいくのか、それとも”微調整”を繰り返しているイメージだけで終わるのでしょうか…?