子どもにお金の教育をするなら、スマートウォッチを使ってみては?

GIZMODO

子どものスマウォもタッチ決済できる時代か……。

昨今のタッチレス決済の普及スピードには目を見張るものがありますよね。コロナの前は現金主義のお店が多かったのに、今では100円の商品を買うにもタッチ決済ができるようになりました。

接触を減らせるのは衛生面やものを減らせるという点で嬉しいことですが、子どものスマウォをタッチ決済にしたら、より良い効果が期待できるみたいなんです。

タッチ決済搭載子ども用スマウォ「Mellow Watch」

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Video: Go Mellow / YouTube

子ども用スマートウォッチは結構前からあって、スマートフォンを持たせるのは早いけれど、子どもの動向や居場所はしっかり把握しておきたい保護者に支持されています。

でも、その大半が、保護者のアプリを介してのテキストメッセージやボイスコール、写真撮影、心拍数モニタリング、歩数トラッキング、カラータッチスクリーン、GPSといった機能を搭載したものです。

Mellow Watchは、もう一歩先を行っていて、タッチ決済が可能です。子ども用デビットカードに入金しておけば、タッチ決済は可能なのでは? と思う人もいますよね。

このタッチ決済は「お金の教育」になるんですよ。

お金を稼ぐことを学ぶ

Image: Mellow Money

Mellow Watchは、VisaまたはMastercardが発行するバーチャルデビットカードを使って、お小遣いや家事を手伝うことでお小遣いを稼げるんです。

Image: Mellow Money

保護者がお小遣いを渡すときは、現金ではなく、このバーチャルデビッドカードに送金するだけ。しかも、残高はスマウォ端末でもアプリでも確認可能だから、保護者は子どもがどんなお金の使い方をしているのかも把握できるのです。

また、お金を貯めるにしても、明確なゴールを設定できるので、「おもちゃ代●●円貯金中」とか「本代●●円貯金中」とか、使い道も可視化できるみたい。

労働の対価としてお金が得られるのを、幼いころから学べるのはいいことですよね。

クラファンでゲット(できるかな)

Mellow Watchは、8月15日にクラウドファンディングのKickstarterにローンチする予定です。気になるお値段やシッピングの時期なども、そこで明かされるそうです。

お金の教育に役立つというコンセプトのアイテムを、実際にはアイテムが届かないこともあるクラファンでゲットするのが皮肉っぽいな、とは思います。そこも含めて「投資のリスク」と説明できたらいいのかもしれませんが、まぁ、対象年齢の子どもにはそこを理解させるのは難しいかな。