Pinterestは米国時間7月6日、サイト上でのショッピング体験を改善する一連の新ツールをリリースした。これらのツールは、販売者にとってPinterestのサイトをより便利にし、ユーザーのショッピング体験も向上させることになる。
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今回発表された新しいツール群によって、販売者の体験が向上する。
まず、新たな「API for Shopping」により、販売者は新しいカタログ管理機能と商品のメタデータを利用できるようになった。これらの情報があれば、商品の価格や在庫についてより正確な情報を買い物客に提供できる。Pinterestによると、API for Shoppingによって価格と在庫に関するデータの精度は97%に達したという。
新機能「Product Tagging on Pins」もリリースされた。同社のサイトではすでに、買い物をする際に使用できる単体の「プロダクト」ピンを提供している。今回のProduct Tagging on Pinsにより、販売者は自社のカタログにある商品情報を使用シーンの画像に追加して、ピンから商品を購入してもらえるようになる。初期のテストでは、商品の使用シーンの画像やブランドのイメージ写真に商品がタグ付けされたピンは、単体のプロダクトピンより購入意欲が70%高かった。
さらに、商品カタログに動画を追加できるようになった。商品をさまざまな角度から見てもらうためなどに動画を利用できる。
最後に、ビジネスアカウントのプロフィールに「Shop」タブを追加できるようになった。この機能強化により、Shopタブで直接商品グループを管理しやすくなる。また、商品グループのカバー写真と説明をカスタマイズすることも可能になった。モバイルインターフェースも強化され、ユーザー体験の向上が図られている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。