またしても私(佐藤)の話題か……。当編集部のあひるねことP.K.サンジュンには「いい加減にしろ」と言いたい。その反面、私にはわかる。あの2人は私のことが大好きなのだ。そうでなければ、会社の先輩の話をわざわざしない訳だ。まったくあいつらと来たら(照笑)。
さて、そのサンジュンは私のことを「聖人」と言っている。
何を言っているんだ? むしろ彼こそが素晴らしい人格者であるとお伝えしなければならない。なぜなら、彼はこの編集部を劇的に変えたからである。社内の人間関係にお悩みの管理職の皆さんにはぜひとも知ってほしい。彼の素晴らしさを……。
・P.K.サンジュンという名の「光」
記事のなかで彼は私のファンサービスが「聖人級」であると言っている。あえて否定はしない。まさしく私は自分のできることで、その期待に応えたいと考えているからだ。
というのも街で我々を見かけて、声をかけるのには勇気がいるはず。「違う人だったらどうしよう……」という不安を押し切って声をかけてくれているのだ。その勇気に応えたいと思うのは当然であろう。
まして私などは、世間知らずのあいさつすらできない後輩に「未曽有のクズ」と言われる身である。そんな私に声をかけてくれるとは……。それだけで嬉しくて泣きそうだ。
クズと言われる私でさえ、それくらいはしなければと思っている。すると、あの世間知らずのあひるねこは、ファンの方に声をかけられたらどんな反応するというのか? 先輩にさえあいさつできないというのに……。想像するとゾッとする。
もしもあひるねこと遭遇して不快な思いをしたことがあるという方がいらっしゃったら、この場を借りてお詫びします。申し訳ありませんでした!
誤解のないようにお伝えしておくが、あひるねこは素晴らしいライターである。卓抜したワードセンスと直観的にトレンドをとらえるアンテナの高さはピカイチだ。
で、何の話だっけ?
そうだ! サンジュンの話だ!! サンジュンほど当サイトに登場の待たれた人物はいないといってもいい。待っていた、彼を……。そう、忘れもしない初対面の日である。私は心の中で「来たか……」とつぶやいたほどだ。出会って以来、目覚ましい活躍を今日に至るまで続けている。
振り返るとサンジュンが来る前の編集部は殺伐としていた。なぜならムードメーカーがいなかったからだ。今では「みんな仲良し」風の空気が流れていると受け取られているけど、その当時は本当にギスギスしていた。
「会話がない」なんてもんじゃない。少なくとも私は、誰がどこで何をどうしているのか全然知らなかった。そしてそれで普通だと思っていたくらいだ。
やや大げさに表現すると「ヤルかヤラれるか」みたいな空気があった。本当に! ちょっとだけ誇張してるけどね!!
そんな超ギスギスの中に彼が来たのだ。待たれた男、P.K.サンジュンである。
彼が来る前と後、つまり「サンジュン以前」と「サンジュン以後」は人間環境・編集部のムードは、夜と昼、月と太陽、闇と光くらい違うとハッキリ言える。
要するにP.K.サンジュンとは「光」だ!
彼が「光」たる理由は明白だ。尋常ならざるコミュニケーション能力の高さを有しているからである。誰かれ構わず話しかけるあの姿勢は、「コミュ力のバケモノ」といっても良いくらいだ。
遠慮ってものを知らない! 知らなさすぎる!! ときどきガチで引くもの、そこまで話しかける? って。そんなに話すことあるの? って。放っておくと相手に構わず、ずーーーーーーーっとしゃべってる。もうずーーーーーーーーーーーーーーっと。
私などは、コミュ力で彼の足元にもおよばない。彼といると、自分の不甲斐なさが恥ずかしくなるほどだ。だってずーーーーっとしゃべってるからね! マジですげえ!
彼のその姿勢から、こんな言葉が聞こえてきそうだ。「人間関係ぶっこわーす! 閉塞感ぶっつぶーす!」っと……。そのおかげで当編集部は明るく楽しい職場へと変貌を遂げたのだ。
まさに光! 光の男、P.K.サンジュン!!
彼を称えよ! 彼を崇めよ!
P.K.サンジュンに幸あれ!!
P・K・S(サンジュン)! P・K・S! P・K・S! P・K・S!
~ お わ り ~
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24