エレコム、10GBASE-Tに対応した法人向けWindows Server IoT 2022 for Storage搭載NASを9月発売。デスクトップタイプは小型化し、ラックマウントタイプを追加　

NSB-74DxxTS22・TW22シリーズ

　エレコム株式会社は、10GBASE-Tに対応し、OSに「Windows Server IoT 2022 for Storage」を搭載した法人向けNAS全3タイプ20モデルを9月下旬に発売する。デスクトップタイプの4/2ベイモデルは従来より大幅に小型化し、新たにラックマウントタイプを追加する。

　全モデルでCPUにIntel Atom C3338（デュアルコア、2.2GHz）、メモリ8GBを搭載。有線LANポートは10GBASE-T×1、1000BASE-T×1を搭載し、チーミングにより耐障害性を向上できる。そのほか、USB 3.2 Gen 1×2、USB 2.0×2、HDMI×1の各ポートも備える。

　OSは、Windows Server IoT 2022 for Storage Standard EditionまたはWorkgroup Editionを搭載。また、Active Directory環境下でもCAL（Client Access License）不要で接続できる。Storage Standard Edition搭載モデルでは、データ保存容量をアップできる「NTFS重複除去」機能を利用できる。

　エレコムのリモート管理サービス「アドミリンク」に対応。遠隔地からの監視やメンテナンスの簡易操作などが可能となり、保守・管理の手間を軽減できる。

　加えて、NAS上のファイルをクラウド上のAzure Storegeと同期（要アカウント契約）する「Azure File Sync」との連携も可能だ。

　4ベイのデスクトップモデル「NSB-74DxxTS22・TW22」シリーズは、現行モデルから約50％の小型化を実現。RAID 0/5およびマルチディスクモードに対応する。容量は32/16/8/4TB。本体サイズは約163×210×160mm（幅×奥行×高さ）。重量は約3.1〜5.1kg。

NSB-72DxxTS22・TW22シリーズ

　2ベイのデスクトップモデル「NSB-72DxxTS22・TW22」シリーズは、現行モデルから約60％小型化。RAID 0/1およびマルチディスクモードに対応する。ディスク容量は16/12/8/4TB。本体サイズは約101×210×160mm（幅×奥行×高さ）。重量は2.6〜3.1kg。

NSB-74RxxTS22シリーズ

　ラックマウントモデル「NSB-74RxxTS22」シリーズは、Standard Edition搭載モデルのみの発売。RAID 0/5およびマルチディスクモードに対応する。容量は32/16/8/4TB。本体サイズは約430×407×44mm（幅×奥行×高さ）。重量は7.6〜8.6kg。

　各モデルのOSのエディション、容量、価格は以下の通り。

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