「とんでもない皮肉」「シャレにならん…」 中田翔「暴行騒動」でポスター悪目立ち

J-CASTニュース

   プロ野球・日本ハムの中田翔選手(32)が同僚選手への暴行を理由に球団から出場停止と自宅謹慎処分を受けた。球団が2021年8月11日、発表した。

   事件が発覚すると、札幌市内にある中田選手のあるポスターがネットユーザーの話題に上がった。本来、新型コロナウイルス感染者の治療に関わる医療従事者への差別防止を呼びかけるものだったが、中田選手への「皮肉」になっているという。

  • 中田翔選手(写真:AP/アフロ)

    中田翔選手(写真:AP/アフロ)

  • ポスターの画像

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  • 中田翔選手(写真:AP/アフロ)
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撤去は「全く考えていない」

   話題になったのは日本ハム球団と札幌市保健所が連携し、コロナに関わる医療従事者への差別や偏見の防止を呼びかけるポスターだ。

   中田選手のほか、杉谷拳士・中島卓也・近藤健介の4選手が登場している。中田選手の写真が採用されているポスターには「(医療従事者の家族が)勤務先から出勤を拒否される」と大書され、差別を無くすよう呼びかけるものだった。吹き出しで「not good」とも書かれている。

   5月29日から札幌駅前の地下道に1カ月間掲出され、現在も札幌市内の地下鉄などで掲出されている。

   中田選手はポスターで「勤務先から出勤を拒否される」ことが無いよう呼びかける立場だったが、自身が自宅謹慎処分を受けてしまい、ツイッターでは「とんでもない皮肉」「ブーメラン」「シャレにならん…」「悲しすぎる」とファンらが複雑な心中を吐露している。

   
ポスターが撤去されるのではないかと心配の声も漏れている。札幌市保健福祉局保健所医療政策課は8月12日、J-CASTニュースの取材に、撤去は「全く考えていない」と答えた。

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